HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

老後の生活費データの見直し

老後の生活費データの見直し

総務省統計局の平成18年1月から12月までのデータをみた。

見たのは二人暮しの延37987世帯のデータを集計した情報だ。結果は平均年齢が63.2歳。

1.年間の平均消費支出 255455円/月
2.食料 697589円/年
3.住居 233578円/年
4.光熱・水道 224348円/年
5.家具・家事用品 107258円/年
6.被服・履物 124504円/年
7.保険・医療 161534円/年
8.交通・通信 346385円/年
9.教育 6061円/年
10.教養・娯楽 329016円/年
11.その他の消費支出 835186円/年

住居費の項目が、家賃地代と修繕・維持だが、持ち家率が79.3%もあって、家賃地代が

117163円/年、持ち家の方の地代をゼロ円として借家住まいの方の家賃を計算してみると

なんと、14.8万/年。約1万/月の家賃ってあるか?。

式は、117163=(0×655+2511×借家の家賃)/3166

保険・医療費が161534円/年、このうちの保健医療サービス分の96966円が自己負担分な

のだろうか?

交通・通信費346385円/年の内、142584円が自動車等維持費となっているが、少なすぎる

感じがする。

分からないのは、その他の消費支出 835186円/年、多すぎる。

費目は、
諸雑費として、
1)理美容サービス=40516円
2)理美容用品=40876円
3)身の回り用品=19423円
4)たばこ=11347円
5)その他の諸雑費=127787円
6)こづかい(使途不明)=128497円
交際費として、
1)食料=97963円
2)家具・家事用品=4481円
3)被服及び履物=12554円
4)教養娯楽=26412円
5)他の物品サービス=10625円
6)贈与金=201599円
7)他の交際費=33399円
8)仕送り金=79723円

6)の贈与金は何だろう、結婚式の祝い金、香典、お年玉の類なのか?

8)仕送り金もなんだろう?

実際の生活には上記項目に更に、健康保険料、住民税、所得税、固定資産税が加わるが、

贈与金、仕送り金で帳消しになるのかも知れない。

この情報からどういう生活を想像すればよいのだろう?。

解釈1

早くして持ち家を購入した為、ローンはないが、子育てが遅れ、定年後も子供への仕送りがあるが、

多くの親戚や知人に囲まれ、時には日帰り旅行や自家用車による遠出等を

楽しんでいるが、足腰が弱くなり病院通いをしている夫婦と読むか!?。

解釈2

早くして持ち家を購入した為、ローンはないが、子育てが遅れ、定年後も子供への仕送りがある。

よる年波で食も細くなり、病がちになり、毎週病院通い。

体調の良いときには旅行やドライブにいくが泊まることはない。

統計データ、如何にでも解釈できてしまう。