保険料を計算する為に、係数を調べると、以下のような分布になっていた。
調べた下記都道府県で、老人に一番優しいのは、岩手県、想像外であった。
但し、高知県は不均一町村を除くという注釈があるので、もっと安いのかも知れない。
一番高いのは、福岡県、生活保護費を出さずに餓死する者が出るのも分る値だ。
予想外なのは、沖縄県、元気な長寿者が多いと思っていたが、違うようで、病人の長寿者が多いようだ。
北海道=43423+収入*9.63%
青森 =40514+収入*7.41%
岩手 =35800+収入*6.62%
秋田 =38426+収入*7.12%
宮城 =38760+収入*7.14%
福島 =40000+収入*7.45%
栃木 =37800+収入*7.14%
茨城 =37462+収入*7.60%
埼玉 =42530+収入*7.96%
千葉 =37400+収入*7.12%
東京 =37800+収入*6.56%
神奈川=39860+収入*7.45%
福井 =43700+収入*7.90%
石川 =45240+収入*8.26%
愛知 =40175+収入*7.43%
三重 =36758+収入*6.79%
奈良 =39900+収入*7.50%
徳島 =40774+収入*7.43%
高知 =48569+収入*8.88%
岡山 =43500+収入*7.89%
広島 =40467+収入*7.14%
山口 =47272+収入*8.71%
福岡 =50935+収入*9.24%
宮崎 =42800+収入*7.95%
熊本 =46700+収入*8.62%
沖縄 =48440+収入*8.80%
国保の保険料は、当村の場合、
収入*5.3%+資産*35.4%+11000*人数+15000
+収入*1.05%+資産*6.96%+6000*人数+4000
なので、予定収入と資産を入れて計算をすると、182422円/年。
高齢者の方は166662円となるのだが、これに妻の保険料が入っているのかいないのか。
妻の年金収入を教えてもらえないので、希望額の120万/年とすると、128622円。
両者を加算すると、166662円+128622円=295284円となる。
差額は、295284円ー182422円=112862円となり、1万円/月の増加だ。
後期高齢者医療制度の保険料は右肩上がりで進行するのが予測されるので、
これの何倍増しかになるのだろう。
75歳時の推定税込収入が396万ぐらいで、現在の係数で計算したのだが、この保険料が
約30万/年になるが、気持ちよく支払ってもよい。
実際には4歳違うので、私が75歳の時は71歳、76歳で死ぬ予定なので、二人ともが75歳以上
になる事はない計画なのだが、はずれぱなしの計画なので、この計算、身内には見せられない。
此処までは、比較的お金に余裕のある者の話で、年金収入79万円/年しかない者にとっては、
きつい制度だろう。79万円だと、減免がないと、保険料が97000円程度になる。
79/12=6.6万/月しか使えるお金がない者から、0.8万円/月を引くと
5.6万円/月しかなくなる。これでの生活は持ち家で、且つ、朽ち果ててもよいという事でない
と難しいだろう。雨漏り、隙間風、戸締り、近所付き合い等々、気にしない気概だ。
減免を9割とすると、800円/月が保険料となり、一見大したこともないように思えるが、そういう生活
をしている者には大金だろう。