HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

”「10年で投資回収」は大ウソだった”は嘘だろう

住宅用太陽光発電を設置した時期に拠るんだろうが、何処まで投資回収に入れるかで

変わってくるんじゃない。

”住宅用太陽光発電の誤算、「10年で投資回収」は大ウソだった”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180925-00180404-diamond-bus_all&p=4

>試算の結果は、Aさんの期待からは程遠く、10年で115万円の赤字となった(上図・上参照)。

上図がないので、間違っているかも知れないが、費用総額600万円がミソだろう。

オール電化らしいから、風呂も台所も暖房も替えた金額だろうが、これらからどの位を

径年劣化による買い変えという事で、引いたんだろうと素朴な疑問がある。

風呂をガスから電気に変更した時、浴室もリホームしたらリホーム代も含むのか!?。

我家の例から類推すると、3.2KWで

電気代=107769円/年

売電代=102900円/年

見なしガス代=130000円/年

なので、10年間の経費は、(102900+130000)*10=2329000円/10年間

記事の方は9.9KWぐらいだから、単純に3倍して

記事の方の経費は、(102900*3+130000)*10=4387000円/10年間

になり、600-438=162万円となる。

162万円を回収出来ていないことになる。

しかし、600万円の内訳を証左しないと、過剰な設備投資をしたんじゃないかと思う。

その根拠は、

我家の例だと、3.2KWで160万円で設置、但し、建て替え。

232-160=72万円/10年間の黒字になる。

太陽光の値引き96万円、役場からの補助金10万円(?)だったかで、もっと安い。

ただ、他の所に、費用をつけ替えている可能性もあるのだが・・・・・・。

一番、気分がよいのは、年間の電気代の実費は売電を考慮すると5000円位になる。

10年経過後は、1KWHを42円で購入してくれないので、どうなるかを計算すると、

平成29年の生データで、

4799KWH買電

2450KWH売電

なので、単純に11年目からは、2349KWHを買電することになる。

4799KWH買電をした料金は107769円/年なので、約半分の54000円/年になると考えられる。

12で割ると、5000円/月になる。

平成17年は建て替え前の家でオール電化でなく、その時の電気代の平均が7431円/月だから、

オール電化で、それより安い料金になる。

これは良いことだと思うが、記事は違う認識のようだ。

纏めると、

我家は建て替え時にオール電化と太陽光設備で、10年で回収、その後は電気代が半額。

A家は改築でオール電化と太陽光設備で、10年で回収できず、だが、以降の電気代は微妙。

微妙というのは蓄電池が安く手にはいると、電気代はタダ。

蓄電池が安く手にはいらないと、余剰電気は廃棄となり、A家の使用実績しだい。

これからは42円/KWなどで買い取ってくれないから、よくよく考えた方がよい。

我家のデータから類推すると、5KW当たりの太陽光と蓄電池を付けて、自家消費するのが

一番の感じがする。

160/3.2*5=250万円・・・・パネル代

80~160円・・・・・蓄電池

250+160=410万円からるが、蓄電池の容量が不明。

昼間の電気料金 38円

朝晩の電気料金 26円

夜間の電気料金 12円

昼間の使用電力量 385KWH/年

朝晩の使用電力量 2057KWH/年

夜間の使用電力量 2346KWH/年

電気代=107769円/年だから、410万円を回収するには、約40年かかる。

電気代が今の倍になれば、20年、3倍になれば13年か。

410万円の車を買い、10年で乗り捨てるという感覚にならないと難しい感じ。