年金だけで生活出来るかと問われれば、条件さえ満足させれば可能と答える。
条件は、
1.現役時代より生活全般について大きく圧縮する
2.生活支援しなければならない親や子がいない
3.持ち家、または公営アパート住まいでも一生涯そこで暮らせる
4.大病しても保険の効く範囲での治療に限定
5.先祖伝来等のお墓がすでにあり、利用できる
6.妻または夫がいる
7.世間体を必要以上に気にしない
これぐらいの条件を満たせば、公的年金でつつましく生活できる。
誰がと問われれば、私がそうだと答える。
我家は、私、妻、息子がいて新築の持家、車は3台(軽1台、普通車2台)。
年金は私と妻が貰い、税込で2人分を合わせて額は34万円/月ほど。
92才の義母は遺族年金ぐらしだが、足らないことはないらしい、加齢で使いたくても使えない
状況下にある。当然、条件2、3、5は満たし、条件4は義母の意向を無視し、妻がそうするだろう。
義妹のガン治療を見ていて、そう思う。
条件6で、私が死に、妻がのこると遺族年金だけになり、更に生活を圧縮しなくてはならないが
妻は無理だと言っている。妻が死に私が残ると、家事が面倒なだけで金銭的には困らない。
条件3の持ち家、大地震の被害があり立て替えたが、これがなければ遺族年金だけで十分
だったと思う。
逆に立て替える費用がなければ、そりゃ大変だったと思う。
条件4は今の所守っているが、高度先進治療は受けたいが無理で夫婦で遣らないと合意し、
しゅくしゅくと死ぬことになっている。
条件2については、孫の教育費支援を断念、弟への資金援助も停止し、生活保護を受けさせた。
これは親戚中から責められたが、聞き流し、ならば、お宅で1部を出せと提案すると黙った。
アル中由来の認知症で、同居も考えたが妻が拒否して、上記になった。
弟より妻を選ぶ鬼になった。
16日に娘が離婚したいと泣きながら伝えてきたので、条件2が発生。
見捨てるという手段もあるが、孫がかわいくて出来そうもない。
ざっと暗算したら1千万円は要る感じ(学習塾代、住む所だけで)。
建て替えで3000万、今回で1000万、合計で4000万円になる。