”元徴用工4人への損害賠償はしたら?”とは逆な見方
どうしても損害賠償をさせたい韓国側からの視点でみると、最高裁の判断は妥当かなと思う。
その根拠は、
1)条約締結時に日本側も賠償要との認識あり
2)韓国側の要請で日本が直接賠償はせずに韓国に任せた失敗
3)条約等に、そういう事を明記しなかった失敗
条約でも契約でも基本は同じだと考えれば、
上記の1)~3)が真実なら日本の不注意か、騙されたか、韓国が上手くやったという事だろう。
異国民とのビジネスの場面で往々にあるんじゃないか。
もう50年近く前の経験だが、GEから製品を輸入する契約書で、さんざん部長から指導された。
丸紅を通した輸入だが、丸紅がその分野で素人だという部長の評価だったから。
製造元が日本の会社、日本人が相手なら、お任せという感じだった。
今回の韓国の裁判所の判断は信義に欠けるとは思うが、国際的ビジネスな面からみると
普通なように思う。
前や元大統領と方針が違うとしても、政権が大きく違えば仕方がないんじゃないか。
日本の様に、自民党内で首相が変わるだけなら、政策の継続性は要だが、
韓国の様に、政党も変わると、仕方がないようにも思う。
オバマからトランプ、継続性はあるようで無いんじゃないか。
TPP離脱、パリ協定離脱、もっとあるんじゃないかとおもうが、パッと出てこない。
日本政府、他でも色々と失敗しているんじゃないか。
そこを突くのが韓国なんだろう。
さ~て、これからどうしようと韓国は日本の反応を見ながら考えている。
当然、次の案件を捜しているだろう。
日本の経済界は2兆円払っても3兆円儲かればよいという考え。
韓国は今儲かれば、後は後で考えるという考え。
断ち切れない日本、断ち切らせない韓国のしのぎ合い。
永遠と続く予感がする。