下記の記事、気持ちは分かるが、それで良いのかなという気もする。
”元陸自幹部が明かす、自衛隊が日報を隠すに至ったやまれぬ理由”
http://news.livedoor.com/article/detail/14624946/
矛盾点と思う所は、
>破棄しかありません。それを、破棄した自衛隊の責任にしますか?
破棄でなく隠したと思うが、なぜ破棄と著者はいうのだろう。
またなぜ本当に破棄しなかったんだろう。
>「戦死」に対する勲章も遺族年金もありません。
戦死に対する遺族年金と捉えると、特別な年金はないだろうが、
国民年金、共済年金、又は厚生年金での遺族年金はあるだろう。
昔は恩給という制度があったが、これの事が念頭にあるのか?
>戦闘後の名誉(勲章)と補償(遺族年金)を国家に要請
正義の戦闘ならそうも思うが、違う戦闘もあるだろうから難しい。
朝鮮戦争では名誉だろうが、
ベトナム戦争で戦死した米兵、名誉どころか不名誉しかないんじゃないかと。
>官僚業務と違い、嘘は書きません。
官僚業務も嘘は書かないんじゃないかと、ただし、後で書き替えはするようだが。
>特別な場合を除き、国のトップである官邸の意向には逆らいません。
日報問題は特別な場合で、将官が職をかけて逆らう場合であったんじゃないかと思う。
アメリカ軍では大統領の命令でも、それが法に準拠してないなら逆らうと将軍が明言した
のとくらべると、自衛隊は何だろうなと思う。
ただし、私は軍は上の命令には無条件に従わないと、戦争はできないと考えてますけど。
総理大臣が防衛大臣に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
防衛大臣が方面隊司令に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
統幕長が方面隊司令に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
方面隊司令が師団長に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
師団長が大隊長に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
大隊長が中隊長に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
中隊長が小隊長に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
小隊長が分隊長に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言い
分隊長が士に命令して、それは違法行為ですうので、従えませんと言いいだすと
任務遂行が限りなく不可能になってしまう。
上記事象や逆を防ぐためにも暴言をした統幕3佐等は弾いていかなければならないのだが、
いまのところ、自衛隊にそういう考えはない感じ。
3佐が戦闘機パイロットなら惜しい気はするが、無暗に領空侵犯機を撃墜されても困るし。
以上も当時に書いた文章だ。