HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

原発より直線距離で5.3KMの我家

遂に議会が原発再稼動の方向へ動き出したと妻に言われて示された朝日新聞を読んだ。

議員数は20人、で最大会派は11人で既に過半数を制覇。

公明党の2名は議決時に退席、反対したのは4名らしい。

誰が反対したのか知りたくて妻に聞くが、記事に記載されていないし、情報もないという。

5年で風化ということか!。

30数年前に工場が近いので通勤に便利なので、今の場所に家を建てた。当時は放射線の影響なんてのも一応は考えたが、転勤になり長くは住まわないという判断が優先した。

68歳になり、前立腺がん、妻は乳がん、周囲もガン死する人も多いので、判断を誤った感が強烈。

何ともない人達もいるので、放射線に強い人も居るのだろうし、偶々放射性物質の流れルートに無いのかも知れない。

地震で家が壊れた時に、遅すぎたかも知れないが建替えを別の土地にすべきだったのだろう。

建替え>>>放射線の影響

の意識が強力すぎて、その当時は放射線の影響なんて頭の片隅にもなかった。

同じ頃に家を建て娘夫婦はつくばに退避、一応は反対したが、押し切られて良かったようだ。

今思えば、原発より直線距離で5.3KMに我家を建てたのは馬鹿だった。

最初は北茨城、反対されて今の地。

福島の事故を思えば、北茨城より今の地、今後を思えば今の地より北茨城かな。

後悔さきに立たずってことか。

当時、その原発の工事に関係していて、原電の担当者達を信頼していたのも事実なのだが、代替わりするという意識はなかった。

今回の津波の被害を防げたのは、堤防の高さの嵩上げが終った直後で、その嵩上げが行なわれた高さで波の進入が防げたと元当直長から聞き、さすがとは思った。

次ぎもそういう幸運に恵まれるという保障がない・・・というより、ないのが当たり前だろう。

68歳と65歳、息子は36歳(?)か、どうでも良い感もする。

どうでも良い感と言えば、自治体が幾ら寂れても良い感もする。

近くの新しい団地に新築の一戸建てが可也建っているが、そこの若い夫婦が30数年後に”ええ~~”と思わないことを祈願したい。