函数論 上巻 という本を身辺整理の一貫として、お金でも挟まれていないかと
思い、ぺらぺらとまくっていると、わら半紙に XY=YXという証明を書いたものが出てきた。
え~と思い、読んだがさっぱり分からん。でも字は私の字だ。
問題は、環(乗法の交換法則をのぞく系)においては
X=X**2 (Xの2条が掛けないので**2と表記)
ならば、XY=YXである。
証明
X+Y=(X+Y)**2=X**2 + XY+YX+Y**2
=X+XY+YX+Y
よって、XY+YX=0
よって、XY=ーYX となる。
X=X**2 に -X を代入すると
ーX=(-x)**2=X**2=X
故に、XY=YX となる。
XY=YX となるのは、分かるが、X=X**2としたのが分からん。
例えば、X=2 とすると、X**2=4になるので、2=4、そんなアホなとは思うが、
環(乗法の交換法則をのぞく系)においてはとあるので、Xはどんな函数なのだろう。
このわら半紙はまだ続いていて、
XY-XYX=0
XY=Z
X-X**2=0
XY-X**2Y=0
YXY-YXXY=0
(Y-YX)XY=0 (零因子があるから可能)
べき零元 Z**2=0 なら Z=0
ここで、
次ぎの紙がどれに続くのか分からん。
”前立腺がんを受けての身辺整理”で雑誌や教科書類を大分棄てたが、
添付のような書き物が出た物は棄てずに残していたのだが、内容は全然分からん。
本当にこんな物を勉強していたのか、これをレポートで出したのかも知れないと
思うと恥ずかしい。
わら半紙は図書館の半紙の裏紙を利用しているので、それなりに調べたのだろう。
試験が0点でも単位を貰った女子大生がいるという記事を読んで、
こういうレポートを出して(多分)単位を貰ったのかな~~と思い書いた。
他にもこう言うメモ書きが出るが、さっぱり分からん。
大学時代に勉強したことで、会社に入って役立った事は何もない感じがする。
英語は仕事で使いまくりだったが、大学時代に特に勉強したといことはないので苦労した。
東大卒の同僚と差がついたのはここ、連中が1ページ/時間で読むのを半日ぐらい掛かった。
英語の必要性をつくづくと感じたが、遅かった。
でも、今は翻訳機があるからどうかなとは思うが、そういう物がない所だと苦労する。
ドイツ語は一般教養で遣ったので、読めたが、英語が読めるようになると忘れた。
上記の数学なんて、全然使わなかった。
思い出すのは計算尺が使えなくて、電卓もなく大変だったけど、
当時何万円かした電卓を課長が購入し、使わしてもらったので、助かった。
メーカーが出てこないが、シャープではなく外国製の、すご壊れるのには参った。
84年に買ったシャープの電卓、EL-545まだ動くからすごい。
こんなことやってるから整理が進まない。
書いてあるのがペン書きで鉛筆書きでない、そういう訓練というか指導を受けていた
のか記憶にないが、教科書内は鉛筆書き、ボールペン書きでないのも不思議。