色々と考えたが、Wikipediaに
”演算子の優先順位”
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E7%AE%97%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%84%AA%E5%85%88%E9%A0%86%E4%BD%8D
になるほどと思う情報が載っていた。
8÷2(2+2)は
8/(2(2+2))という表現の簡素化だという主張だ。
昔はさらに括弧を省略して、8/2(2+2)と書いたという事らしい。
古い本は終活で廃棄したので、そうかどうかは確認していないが、あった様な記憶もある。
演習問題で1/2δを計算、当然、(1/2)δで計算して、筆算のミスか何度か計算しなおした記憶が
あるような・・・。元式を確認して、1/(2δ)だと気付いたというお粗末。
記念に残した本
1945年に発行されたHydrodynamicsの6版では、そういうややこしい記述はなく、チャント分数
表示されているが、1879年の初版ではどうか分らない。比べれば面白いだろう。
電卓による結果の違いも書かれていた。
普通の電卓と関数電卓の違いらしいが、不普通の電卓で2(2+2)はどうやって入力したのか不明。
多分、暗算で8と入力したのだろうと思う。
これで、8÷2(2+2)は一件落着したが、8÷2(2+2)=?(続2)で書いた×÷の順番を変えると
結果が異なる理由が分からん。
岩波の数学辞典を見たが、そういう初等的な事はのってなかった、
ab=ba
a/b≠b/a
(ab)/c≠(a/c)bなこともあり、常に(ab)/c=(a/c)bでないということか?
6÷3×2=2×2=4・・・・・(1)
6÷3×2=6÷6=1・・・・・(2)
しかし、これも
6÷3×2=6÷(3×2)=6÷6=1・・・・・(1A)
と考えれば、(1A)=(2)となる。
(3)、(4)の場合は( )でくくらなくても同じになる何故だろう。
四則演算は左から右へ計算するが公理なのかもと思うが、
機会があれば、東大の数学修士に聞いてみる。
OB会がいいだろう、酔っぱらった勢いで聞かないと恥ずかしいだろう。
一応の結論は、
8÷2(2+2)の記載方法が曖昧
ということで終結だ。
蛇足
昔造ったモデルで計算精度を上げる為に、掛け算を先にして割り算をあとにした記憶があるが、
64ビットの浮動小数点が記述できるようになり、定義式とプログラムが一見不一致になるので
元に直した記憶もあるがはっきりしない。
当然、検算も照合もしたと思うが、数値により変わるとしたら後輩に申し訳ない。