HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

円安の効果があるのかないのか

"昨年の経常黒字は過去最少の2・6兆円 電子部品の輸入が急増、円安で膨らむ"
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000508-san-bus_all

1985年以降では最少の黒字額らしいが、黒字は素晴らしい。

”【図解・経済】経常収支の推移(最新)”
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_bop-balance

を見ると、2006年~2014年、右肩下がりだが黒字。

これ見ると、円安より円高の方がメリットが多いように感じるし、円安・円高は関係ないようにも思う。

2006年などだと、20兆円の黒字、国の借金など恐れるに足らずと思うが、どうなのだろう。

どこかが儲ければ、どこかが損をしているという事だから、思うに適正な黒字額ってのは幾らなのだろう。

それにしても、黒字額の減り方は凄いカーブで落ちているので、トレンド的には2015年は赤字かな。

疑問は、

海外進出した企業が利益を全て円に替えているとも思えない、ドル等で内部保留しているんじゃ

ないかと想像、そうすると、減り方の凄さが理解できるのだが・・・どうなのだろう。

一部円に替え、一部ドル他で持っているという事だ。

多分、私が経営者ならそうするという発想。

海外通販する時、ドル建ての口座と通販先国(例えばアメリカ)発行のカードがあれば、その国の価格で

購入できる。すると為替に関係なく購入できるだろう。

円高の時に、行動すべきだった。

同じようなことを経営者は考えているんじゃないかと思うので、貿易収支の黒字が増える事はないように思う。