HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

STAP細胞の再現試験

2~3ヶ月で再現できるなんて考えている人の能力や経験を疑る。

更に、論文に1から100まで書いてあると思う人はど素人もいいところ。

書いたことがないんだろう、あってもどうでもいい論文なんだろうと思う。

考えて見て分からないのだろうか、料理本に1~100まで書いてあっても

プロが作る料理と素人の作る料理の味が違うのが。

妻にレシピと手順を教えられても、同じ料理は作れない事ぐらい経験してないんだろうか。

数学や理論物理の世界は違うと推測するけど、実験系は、

研究者も技術者、技術者も職人ってのがわかんないんだろうか。

私、論文なんて殆ど書いてないが、特許は沢山書いた。

特許明細書を読んだって、同じものは造れないのが常識なんだけど、知らないんだ世間は。

特に、お金になるような発明は、競争相手に真似されないように上手に書く。

権利は幅広く、公開する情報は少なく、少し古いデータにしたりもした(さされた)。

(開発)技術者の常識なんだけど。

試作品なんて、本人がやっても再現が難しい事は日常茶飯事だ。

それで、怒られて、責められて、馬鹿にされて、どんどん進歩していく、開発現場では

人も技術も。

論文だって、まだまだ取り消さなくて良いんじゃないか、間違いなら自然に消え去るだろう。

そんな論文、世の中にごまんとあるでしょう。

もっと気長に再現試験をまったらどうかというのが結論だ。