HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

”プール水温の件で係長に猛烈な抗議”のその後

先日、プールの責任者から、水温が高いので注水をして欲しいと要望があったので

係長から話を聞いているかと質問すると、聞いているという。

水温が35度もあれば、不味いので、注水をしてもよいというお達しがあったという。

また、その旨を我々に連絡しておくとの事だったが、連絡はなし。

そういう事で、水道代の話は無くなったと思い、30分間注水。

その後、4時間、データを採取。

約20トン注水して、下がった温度は0.2度。

但し、下がった温度を4時間キープ、これには驚いた。

更に、驚いたのは、5時間後に0.1度下がったこと、1ループは4時間なので、注水した水が

混ざり終えたと思われる後で0.1度下がったのだ。

多分、これは給気温度が41度から35度に下がったことが原因だろうと推測。

給気温度が41度から35度に下がった要因は、スコールのような雨がふり、それで大気温度が

下がった為かと思う。

これの設定温度は35度なのに、41度まであがる不思議さはあるのだが・・・・・。

大気温度が41度あるとも思えないので、理由は不明だ。

この試験中、昇温弁は閉、補給水弁も閉なのだ。

この試験中、一度、水をガバっと注水し、温度を2度位下げると、そのままの温度で行くんじゃない

かと思い出した。

0.2度下げるのに10トンならば、100トン注水すると2度下がるように思う。

毎日、100トンは補給できないが、温度の維持が5時間も続くなら、毎日、10トンづつ

10日いれると、10日後には、温度が2度下がるような気がしてきたのだ。

プールの水の温度があがる理由を色々考えたのだが、こじつけたのは

1)給水加熱器の温水入り口温度と出口温度が高いのが原因

2)プールの室温が高いので、空気よりプール水に熱伝達が生じているのが原因

の2点で、

1)の入口温度が40度、出口温度が42度もある。これは濾過器室の室温に近い。

この加熱器の中をプール水が流れているのだから、効率を30%ぐらいとすると、

(42-40)*0.03=0.06度ぐらい水を温めている。

プールのターン数は6だから、0.06*6=0.36度/日ぐらい貢献しているのかな~。

2)の室温がプール水に与える影響は、YAHOOで検索していると、

水温が20度、室温が50度の時の水温の変化を示す式にぶち当たった。

W=50-30EXP(ーkt)

我が職場の条件とは大分違う(我が職場、水温=31、室温=40ぐらい)なのだが、

気にせず、式に6時間後の値を計算すると、40度になってしまう。

このKの値も不明だが、0.07とした(根拠はない)。

時間が経過すると室温に近づくというのが解なのだろう。

このKは実験で決めるそうだが、どんな実験かも不明なので、ネットの値そのまま。

気化等の影響もあるが、無視。

我が職場の数値で微分方定式を解きたかったのだが、解けないのだ。

解放など忘れ去っているのだ、もう。

類推して

W=40-9EXP(ーkt)

となると思うのだが、公式等忘却の彼方、数学辞典みてもチンプンカンプン、大体、字が小さくて読めないし。

何となく理解できるのは、冬場は水温が下がる、当然、室温も上がらなく、寒いといわれる。

あながち、係長にでたらめを報告したようでもなく、ホットした次第だ。

専門業者はちゃんとしたモデルを持っているだろうから、計算させてみたい。

もう一つの疑問は、

制御装置が示す水温は32度ぐらいだが、プール担当が計った温度は35度

これも分からん。計測点は違うが、こんなに違うものなのだろうか。

ただし、プール担当はプールの底の温度を測っている。

循環水もプール下部より吸い込んでいるので、下部という点では同じだが・・位置は違う。

普通、上部の温度が高いはずだが、下部の方が高いのだ。これも不明。

以前、プール担当が計った温度と私が水銀温度計で測った温度が合わなかった(プール表面

の水温)。この時はプール担当者の使う温度計が狂っているという結論になったのだが、

担当者が変われば、介錯が変わるし、温度計を校正したかも不明。

ともかく、疑問だらけ。

給料、10万円の者が追求する範囲を超えていると思うので、ほったらかしにしていた報いかな。