HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

妻とその妹の今後について話し合い

子宮体癌の末期で治療を拒否している妹の今後について意見交換をした。

妻は、一言で言うと、本人の希望通り早く死なせよう。

私は、本人とその旦那の意見を尊重しながら、早く死なせよう。

意見が一致してるようで、話がかみ合わない不思議さ。

”いざとなると延命処置を希望してしまう弱い旦那、妹の希望が叶えられない原因はそこにある”

という意見、私は”それは延命ではなく死に向かっている道程上の処置、安楽死は出来ないだろう”

という意見。安楽死させるにしても、

誰が医者に言うのか、貴方が言うのか、旦那が言うのは、親が言うのか。

私には言えない、実の肉親で無いから

まだまだ安楽死を求めるような段階ではない、自発呼吸もしているし、意識もある。

ただ鎮痛剤(モルヒネ)の量が足らず痛みがひどいだけ。

安楽死させるチャンスは輸血を拒否することだったが、それをしてしまった。

輸血は妹の希望、彼女、未だ死にたくないんだろう、いざとなれば。

今回の輸血は、医者が進めるし、旦那が泣くので、輸血をすることにしたのだと言う。

前半は同じ意見だが、後半は解せない。

死亡させるには、痛みを消す為に、モルヒネの量を増やし、ショックで死亡させる手があると思う

が、医者がやらないだろう、遺族の誰かから訴えられる危険性があるから。

この意見交換、私にとっては安心な立場、私と妻の意見が逆なら妻は切れるだろう。

しかし、妻は自分が妹の立場、立つ可能性大、になっても、考えを変えないんだろうか。

輸血しないと死にますよと医者から言われて、私が輸血しないで死なせますと意識がある

妻の枕元で医者に宣言しても。

予想では泣き叫ぶと思うけど。

妻だって、当初の考えでは、癌になれば、治療せずに、死にますと言っていたのだが、

私が、早期癌で治りはしないが10年生きられても、手遅れの癌でも1年ぐらい寿命が延ばせても

治療しないで死ぬんだね・・・・のような質問を何度もし、妻の先輩達も治療しながら

余命1年が5年生きていたり、骨に転移していたのに、10年以上生きている先輩がいるのに

死ぬのね・・・等と日を置いて聞いている内に、考えを変更、高度先進治療はしないに考えを改めた

結果、今があるのに、そんなこととっくに忘れている。

更に、弟がICUに搬送され、その姿を見た私が医者に安楽死させてと頼んで、断わられたことは

覚えているかと質問、素人が見た病状と医者が見る病状は違う。

現に弟は生きている、私の判断は間違っていた。

今回の妹の容態、貴方の見方は正しいのか・・・と質問、当然、答えはない。

もう一件の意見交換は、

医者が腎臓に穴を開け、そこから管で尿を流す手術を薦めているが、痛いらしい。

この痛いの見解が異なっている。

私はモルヒネを点滴しているのだから、痛いはずがないんじゃないかという立場。

妻はモルヒネが効かなくなるほどの痛み。

痛みは、癌の痛み+管を付けた痛み、となりモルヒネがきかなくなるのではという。

私はそうならモルヒネの量を増やせばいいだろう。

増やす途中でショック死すれば本望だろうというと、驚いた様子。

妻の本心が見えなくなった、私を試しているのかも知れないと思い、話から逃げた。

一応の纏めは、

延命治療のような事をしているので、治療費の請求が来た時、旦那の態度が決まるんではという

点では一致、蓄えがないから治療費が払えないんではないかという。

そんな事はないだろうというのが私の立場。

ただ、塾は休講、故に収入はないから、やがては生き詰まるという点も一致。

塾経営の保証人は妻、行詰った時の対処、妻にも責任が発生する可能性大、凄く不安らしい。

ヘソクリはこれに使いたくないのだろう。

自分の治療費に回すんだろう、私が出さなくなった時。

思い出した、旦那が車を車検にだしたと凄く怒った。

車2台はもういらないだろうという理由で、じゃ~1台買ったげようかと言うと、不思議と反対しなかった。

そうそう、それと、手術後の抗がん剤治療、したい感じの態度。

私も薦めていたので、其のほうがよいと告げた。

風呂にも入った、朝風呂だけど、当然、お湯は入れ替え後に。

その結果、脇のしたに膿がたまっている感じがすると夕方言い出した。

私の返事は入院させてもらえるといいね。

話相手になっているので、凄く疲れて、居眠りばかり、居眠りの3連休で終りそう。