今日は娘の所へ行く予定だったが、体調不調なので来ないでと言われ、訪問中止。
亜急性の甲状腺炎、かなり悪いのかも知れない。
妹より娘の方が大切なのだが、妻は違う感じもするが、希望に従う。
父は連れて行かなくても良いのかとの質問には、ディサービスに行っているし、どうせ、5分も
すれば忘れるので、連れて行かなくてもよいという。
疑問も感じたが、そうかなとも思うので、了承。
私は妹の哀れな姿を見たくないので、ロビーで待機。
親子だけで話すのが良いだろうという配慮もあったんだけど、後で話しを聞くと、妹と母親の
会話は成り立たなかったらしい、妹の声が小さく母親には聞き取れなかった模様。
それでも、2時間ほど、見舞いをしていた。
何を話したんだろう。
帰りは実家で、お茶。
父親がディサービスから帰宅まで待ち、それから日常会話。
妻の病気、覚えていなかった感じ、妹のことは話さず。
母親と治療費の負担について話し合う。
治療費を借りにきたとき、半々ぐらいで貸そうとなったが、数ヶ月は無理という。
妻の予感だと、個室代が1万円/日、これだと治療費込みで、40万円/月になってしまう
2~3ヶ月なら負担可能だが、それ以上は無理という事で意見が一致。
母はこれからの資金、妻は自分の治療費、私は早く仕事を辞めたいという願望。
私から提案したのは、退院させて、実家に住まわせて、往診してもらえる医者を探して、
モルヒネを充分に注射して、見取ろうという案。
妹夫婦、自由に生きてきたが、最後は地道に生活していた者の世話になるという結末を
迎えそう。
人間、本当に死に直面すると、心変わりがする、仕方ないか。
輸血が失敗、ここで死なせるべきだったのだが、生への愛着が延命へ、それでもやがては
死ぬが、それまでのコストが大変ということ。
尿路変更術は無駄だったという妻の感想、理由はまた両足が浮腫んでいるからだそう。
関係ないと思うけど、反論せず。
どうしたらよいものか。
それと、妻の先輩より、肺がんが全身に転移した先輩が今日、死去したとの連絡あり。
妻は葬儀には行かないという。
彼女も末期がんで余命6ヶ月と言われていたのだが、3年近く生きた。
これを考えると妹の治療放棄も惜しい。