HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

妻を義妹の道連れにされそう

20時少し過ぎに、妻が病院へ連れて行って欲しいという。

本人の体調不調ではなく、”妹の意識が午後頃より混濁しているから来てくれという

連絡が病院より旦那にあり、旦那が連絡してきたから行きたい”という事。

モルヒネを注射しているんだから、意識なんて以前から混濁しているでしょう”

とは言ったが、真剣な顔をしているので、乗せて行くことにし、様子を2分ほど見て、

まだまだ死にそうもないと判断し、帰宅、居てもしょうがないから。

妻はもう少し病院にいて、水戸の実家にとまるという。

ご自由にということで、意見もせず、1人で帰宅した。

行きの車の中で、

”堪え性のない旦那だ、危篤と言われてから連絡でいいのに”

”本当に、意識の混濁と言われたの、危篤と言われたんじゃない”

”旦那、誰をよんだんだろう”

”私の妹の旦那、危篤になってから連絡してきたよ、それが普通じゃない?”

”旦那、不安なんだろうね”

”何で、どういう理由で根拠で、貴方(妻)は車を運転したらいけないの”

ホルモン剤の影響なら向こう5年間は運転できないし、傷口が開くんなら家事もしたら駄目だろう”

”助手席に運転手がいた場合は、貴方が運転してもよいという理由はなんだろう”

等などを話しながら移動。

病院到着後、ナースステーションへ行くと、旦那が看護師から容態を聞いていた。

結論は、今晩中に死ぬというような事はない”という話だったと理解。

病室へ行くと、モルヒネを投与するマシンが3台、稼動、意識は混濁するだろう、これでは。

でも、そうしないと痛い痛いと言うのだから、常に、夢の中に置く必要があるんだろう。

何か話しかけると、顔をしかめたり、うめき声をだすので、聞こえてはいると思う。

妻もそういう認識、旦那は違った。

モルヒネの量、この前、1CCと言っていたので、今は3CCぐらい投与しているのかな。

こういう状態が続くと、また、振り回されると、妻の体調によくないのは当然。

凄いストレスになると思う。

ストレスが原因で、癌が転移したり、ホルモン剤の効果が薄れたりしてしまうように思えるが、

呼ぶなとはさすがに言えない。

旦那の反応より我妻の反応の方が恐ろしい。

本人の自覚第一だと思うけど、自覚の方向が違うんだろう。

旦那の自覚

何かあれば姉(妻)に連絡・・・・私からすれば、医者に余命数時間と言われた時に連絡

妻の自覚

妹の最後に立会いたい・・・・私からすれば、治療を放棄した人、気にすることはない、自分を大事にしろよ

旦那の不安も分かるけど、そういう事も考えて、医者の勧めた治療を拒否したんだから、

どたばたせずにスムーズに逝かせろよ。

冷たいのかな~私。

これで、呼び出されたのは二回目、三回目の正直を熱望する。

ともかく、我が家を道連れにしないで欲しい。