HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

何で陳謝するのか松本大臣

被災地で放言した松本大臣が陳謝したと朝日新聞の1面に載っている。

この記事を読むかぎり、陳謝する理由が分かりません。放言とされる発言は

1)知恵を出さないやつは助けない

2)九州の人間だから、東北の何市がどこの県とかわからんのだ

3)(漁港の集約は)県でコンセンサスを取れよ。そうしないと。我々は何もしないぞ

4)お客さんが来る時は自分が入ってからお客さんを呼べ

何処に問題があるのか、逆に真理を突いているんじゃないかと思う。

1)だって、自分で動かない者は助けられないでしょうし、助ける必要も少ないんじゃないかと思う。

おんぶに抱っこを望む人には過酷だが、社会の常識、当たり前すぎる常識。

2)は茨城の私でも分からん。

分からんのが当たり前だろう。

仙台が宮城、盛岡が岩手ぐらいは分かるが、津々浦々までは無理が普通。

3)は地元が知恵をだした事柄を突き放したという感じもするが、発言が間違いではない。

4)は当たり前の話、県知事がおかしい。

ここの知事、陛下がご訪問しても待たせるんだろうか、知事を変えるべきだろう。

案外に、宮城県の市町村長は知事が訪問した時、知事を待たせているんだろうか、そうなら妥当な行動だろう。

宮城県の文化と受け止めるべきなのだろう。

大臣にしてはいけない人を大臣にしたとは思うが、総理大臣にしてはいけない人を総理にした民主党党員

の常識では、当たり前なのかも知れない。

災害から”まだ3ヶ月”、”もう3ヶ月”どちらを選ぶかで意識も変るが、

福島の県民以外は命に関わる差し迫った状況は脱したと思うし、県自体が崩壊した訳でもないのだから

そろそろ県主体で復旧したらどうだと思う。

費用は国に無心したくなるのも分かるが、県債等をばんばん出したり、地方消費税をガバッと上げたりして

何とかやり繰りをしている態度を見せて欲しいものだ。

そういう点を主点に置けば、総理も県知事も首長村長も指示待ち人間ばかりに思えてしまう。

皮肉な見方をすれば、指示待ちでない大臣が出現したと思えば、ほっとする。