関税を原則ゼロにする協定等に入る必要はなし。
大体が農業を犠牲にして工業品の輸出を図るなどは愚の骨頂だ。
TPPに入らないと企業が外国へ出て行ってしまうと盛んに言われているが、企業は人件費の安い国へ出て
いくのは必然で、入ろうが入らまいが、出て行く企業は出て行く。
これが止まるのは、製造費用が、外国とイーブン相当になった時だろう。
また、農業製品が安全、良品質であれば、生き残れるような事を云う人が居るが、幻想だろう。
米、ほぼ全滅する。
中国産、アメリカ産の米は美味しいらしいし、精米するので農薬の心配は限りなくない。
多少の不安はあっても、安い方に流れるのは必然だろう。
必然でないなら工業製品も、TPPに入ろうが入るまいが、生き残れるのと違うのだろうか。
工業製品は安い方に流れるが、農業製品は流れないという理屈が理解困難なのだ。
命に関わるという反論が出てきそうだが、自動車だって命に関わる。
電気製品だって、焼損という眼で見れば、安全、火災と思えば、命に関わるだろう。
人間、誰しも、安い物がすきなのだ。
それと、何年、何十年かだか前の米騒動を忘れている。
あの時、不作で米不足が起こり、日本中が大騒ぎしたではないか。
ああいう事がちょくちょく食料品でこれからは起こるという覚悟がTPP参加で必要になるのは願い下げだ。
野菜、肉、小麦が無くとも、米があれば、生きていける。
故に、米農家を守れ、それが嫌いな言葉を使えば、国益に適う。
米農家を拡大して、農業を守れ。
発想が単純というか、利益誘導に過ぎるというのか、固定観念に縛られているというのか、
何故、円高で利益を上げている企業から利益を召し上げて、輸出で困っている企業にそれを配分するという
事をしないのだろう。
そういう事を農業に押し付けるのはおかしいと思うのだが、、、、、、、、、、、、、、、、。