なんと云うのか仏壇でも置くしかないような棚(?)を整理していたら3.5インチFDが出てきた。
しっかりした字でラベルに
”卒業論文
「婚姻と夫婦の氏」
平成12年提出”
とある。FDで2枚もある。
2枚も書いたのかという驚きと、中身をみて見たいという下衆な気持ちが起こるが、新しいPCにはFDドライブ
がないので、ゲームをしている妻のPCを一時取り上げるが、卒論にまったく興味がない様子、何故だろう。
WORDで作成してあり、少し読むが、頭が痛くなるし、ゲームを続けたい妻の不満が読み取れるので止めた。
結婚後の名を同姓にするか別姓にするかについて論じたものらしいが、姓でなく氏としたのは何故だろうと
基礎的な?がある。
FDからフラッシュメモリに落とし、それを新しいPCに入れて、ゆっくり読む事にするが、
400字つめの原稿用紙フォーマットで書かれており、かったるいこときまわりない。
以前に読もうとして、読めなくてほったらかしにしていたのか、今回初物なのか、はっきりしない。
出てきた場所は娘の部屋ではなく、居間の棚なので、どうだったのだろう。
10年一昔なのだろうか。
原稿用紙書式で書けなくてごちゃごちゃやっていた記憶が甦るが、その時のPCがまだあるのは凄いと
思うが、動くのだろうか。
添付は、今日、FDからフラッシュメモリに写し、それを私のPCに取り込んだ所だ。
卒論の2枚目、1枚目は名前とかいろいろ書いてあるので、さすがにまずいだろう。
今まで、沢山の研修員論文を指導してきたが、それと比べて、劣っているようには思えないが、文科系の
論文は結論があるようでないので気楽だとは思う。
しかし、妻の文体とはまったく違う。
娘の文章が読みやすい、思えば、やはり、数学科に進ませるべきだった。