HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

参議院選挙での民主党勝利の悪夢

現状の議員構成は、ウズベキアに由ると下記の如くだ。

自民党:前回改選数=37、非改選=46、合計=83

公明党:前回改選数=09、非改選=11、合計=20

民主党:前回改選数=60、非改選=49、合計=109

共産党:前回改選数=03、非改選=04、合計=07

社民党:前回改選数=02、非改選=03、合計=05

国新党:前回改選数=02、非改選=02、合計=04

新党日本:前回改選数=01、非改選=00、合計=01

諸派 :前回改選数=00、非改選=01、合計=01

無所属:前回改選数=07、非改選=06、合計=13

この中にみんなの党が抜けているが、無所属の方が異動したと思うので、そのままで考える。

民主党の今回の改選組49人の人達はどいう状況下で当選してきたのだろう。

第二次小泉内閣下で、2004年7月の

政党支持率=29%(自民)

政党支持率=27%(民主)

小泉内閣支持率=39%、不支持率=50%(朝日新聞の調査)

現在の民主党の支持率に似通っているが、こういう状況下で、自民党

選挙区=34

比例区=15

が当選したらしい。

民主党は、

選挙区=31

比例区=19

が当選したらしい。

朝日新聞の調査による、2010年2月の政党支持率=18%(自民)、32%(民主)

政党支持率=18%(自民)

政党支持率=32%(民主)

鳩山内閣支持率=37%、不支持率=46%

この数値を見ると、民主党の支持率は2004年が27%、2010年が32%、世論調査が正しいと

民主党の当選者は減るどころか増える。

内閣支持率

小泉内閣時代の内閣支持率=39%、不支持率=50%

鳩山内閣時代の内閣支持率=37%、不支持率=46%

支持率で5%、不支持率が4%しか違わないので、2004年とトントンになるようにも思える。

増えるのは兎も角として、

政党支持率で見ると、2010年の参議院選挙は民主党が現状維持してもおかしくはない。

2004年7月の選挙での

自民党の得票数;選挙区=35.08%、比例区=30.03

民主党の得票数;選挙区=39.09%、比例区=37.79

民主党の支持率は低いが得票数は多い、これが二人区は二人の立候補をする根拠なのだろう。

さて、世論調査結果はあっちに措いといて

鳩山、小沢両氏の評判が悪いので、今回改選組みが半分落選すると、49が24になると

民主党:前回改選数=60、今回改選数=24、合計=84

落選分が全て自民党に流れるとすると

自民党:前回改選数=37、今回改選数=71、合計=108

過半数は121だから公明党と連立すると、108+20=128で野党が過半数に達する。

公明党民主党と連立を組んでも

84+20+5+4+1=114

過半数には達しない。故に、再編が起ると評論家諸氏は考えるのだろう。

実際には、自民党には流れないで、小さな党にばらばらと流れるのだろう。

121-114=7だから、小沢さんの1本釣りが起ると政界再編もくそも無いように思えるのだが、

政治は混迷の度を強めるが、よい状況なのかも知れないが、与党の過半数制覇が現実だろう。

なんとなく、マスコミが参議院選挙の予想や政界再編で騒がないのが分かる。

小沢幹事長が辞めないのも、二人区に2人を立てるのも分かる気がする。