3日に年賀状が着た。
去年も同じ頃に着ていたが、返信をだしてないが、再び着た。
手書きの文章があり、年明けより、ジャカルタに長期出張なのだそうだ。
仕方がないので、悩んだ末、4日に返信を書いたが、当然、ボールペン書き。
本人が日本にいる間にはつかないだろうが、義理堅い人だ。
東海大学工学部卒で、社内では技師(他社で云う係長かな)までしか出世しなかったが、それに
しても、どんんどんと仕事がある。
退職後に私が知っている限りでは
(1)福島原発
(2)アブダビ
(3)台湾
(4)ジャカルタ
とほぼ毎年、違う現場に行っている。多分、同じ会社ではないし、正社員でもないだろう。
1年契約の派遣社員だと思う。
最初に入った会社、面接で要求する年収を聞かれて、何百万と云った所、そんな額でよいのかと
問い直されたそうだ。多分、今は高く売り込んでいるのだろう。
私より、6歳下だから、56歳か57歳だから、後、3~4年は働かねばならない。
体もがっしりし、押しも強いので、外国での現場監督向きなのかも知れないが、知っている限り
語学は駄目なはず、ジャカルタで何をやっているのだろう。
去年の年賀状には、東芝に入ったと書いてあるので、ODAか何かなのかも知れない。
こういう事例と私の場合を考えると、贅沢や好き嫌いを言わなければ、仕事などいくらでもあると
思うのだが、我々は恵まれていた正社員時代を過ごし、
教育、訓練、資格、人に語れる経験をもっているから、再就職が容易なのだろうか。
奥さんと二人の娘と、まだ21歳の息子がいるので、必死にならざるを得ないのかも。
思えば、会社をリストラされた時、息子はまだ16歳か17歳、よく辞めたものだ。
辞めるとき、奥さんは了解したと云っていたので、家族に恵まれているからだろうか。
いい家族に恵まれると、「やるぞ」という気力もわいてくる。