最近、騒ぎ始めた後期高齢者医療制度、これも後遺症だろう。
裕福な老人にはなんともないだろうが、貧乏な老人には死活問題だろうが、気付くのが遅過ぎたのと
自分がやがて貧乏な老人になるという想像力の欠如の結果なのだ。
しかし、所詮は法律問題なので、政権が変われば、どうなるか分ったものでもないのだが、そうは云っ
ても、保険料の負担が大きい方には、たまらないだろう。
「国会議員の方々は裕福な老人」という事を有権者は忘れてはならない。
また、テレビ等でコメントしている人達も「裕福な人達」という意識を常に持っていなければならない。
「年収1000万ぐらいの人」は何時、「坂道を転げ落ちる」かも知れないという意識を持って
いなければならない。
57歳で早期退職、その後、ワーキングプアー相当の月給で働き続けている元高級取りの実感だ。