最近、マニフェスト、マニフェストとアホの一言のように巷では云われている。
冷静に考えて見れば、野党に具体性のあるマニフェストが裏付けある数値を使い作れるはずがない。
理由は政権交代が無かったのだから、正確なデータを野党が持っているはずがないし、
正確なデータを与党が公開しているはずもないからだ。
また、数枚のマニフェストを読んで、全体をイメージできる選挙民がどのぐらいいるというのだ。
例は悪いが、車のカタログを読んで、その車が今、購入しようとしている車種に一番合っている
という判断以上に難しいだろう。
では、なにを基準に選挙すればよいかとなると、それは
1)漠然とした政党イメージ
2)選挙民のと妥協
3)政党の清潔さ
4)世の中の流れ
等というもの、一言で云うと「直感」だろう。
プリウス、私のパソコンの製品名と同じだが、これもイメージで購入を決めているのではないか。
車のカタログをよく読んで買っている人がどのぐらい居るというのだ。
多分、「燃費」や「エコ」という今はやりのイメージから購入を決めているだけではないのか。
プリウスを購入して後悔したり、納入待ちでうんざりしたり、期待に胸をはずましている人もいるだろう。
政権交代で後悔したり、政権選択待ちでどうでもよいという気分になったり、交代はしたがごたごた
続きで後悔したり、期待はずれだったりする事がこれから起こるのだろう。
新車は3年で乗り換えられるが、政権交代は最低でも4年、本来は支持率が10%台にでもなれば
乗り換えの機会を与えられるべきだが、それも悪しき例を作ってしまった。
願わくば、民主党のマニフェストに支持率が10%台に落ちれば、解散しますという一言を入れて
欲しいし、これがあれば他はどうでもよい。
今後4年間を見据えたマニフェストなど、魔法使いででもないと作れるはずがないし、決して、
世の中が計画通りには動かないし、動かしてはいけないだろう。
老人に秩序は必要だが、若者には秩序を計画立てて与えては行けない。
4年前の自民党のマニフェストに郵政民営化で景気がよくなったり、介護・医療が改善されたり
するという事が書かれていたそうだが、全て逆方向に進んだ。
だからと言って、自民党を責めるのは論外で、マニフェストとはそういう程度のもので、世の中
の動きはそれほどに激しいものだという認識が必要だということだ。
この激しい動きについていけるのは若者、若い議員を選ぶのが正しい選択なのだ。
敗軍の将、兵を語らず
老兵はただ消え去るのみ
だったかと思うが、あてはまるだろう、次の選挙に。
最後に、落選した議員がワーキングプアーになるのは、国の恥、生活保護費相当は支給する
という項目もマニフェストにいれたらどうだ。
本文、投稿しようとすると、システムメンテナンスの為、出来ませんので、理解下さいとの
警告文がでる。YAHOOの事前案内をよく見ておけば、こういう事態にはならないのだろうが
見てないというか、事前案内に気付かないのだ。
こういうものなのだ、政策実行は。