「ろ過器より水漏れ」で書いたろ過器が、修理した箇所から縦方向に30cmぐらい
裂けた。当然、物凄い勢いで水が飛び出した。
木曜日の15時頃のことだ。
裂けた瞬間は見ていないのだが、ろ過器より大量に水を噴出しているのを偶然に
見つけた清掃係が、データ採取中の私に連絡してきて分かったのだ。
この時、また大げさに話していると感じたのだが、わざわざ来たので、連れ添って機械室
へ行き、怒鳴り散らしてやる心算で、引き返してわかったのだ。
それを見た瞬間、「我ながらパニックになった」と思う。
ろ過器の運転スイッチを切り、それでも当然、水の噴出しは止まらないので、ろ過器入口、
出口バルブを閉め、ろ過ポンプ入口バルブも閉めるが、止まらないので、ろ過器の排水弁
を開けると、水の噴出しが弱くなってきた。
次はフロントへ行き、事情を話し、客を入れるなと要請。
その足で事務所へ行き、課長代理に「ろ過器が破裂した」と報告するが、「はあ~」という
顔なので、現場へ連れて行くと、見た瞬間、事務所へトンボ帰り。
センター長をどこからか連れてきた。
彼も見た直後に事務所へ、再びくると「業者を呼んだ」という。
ここで、浴槽をどうするかで揉める。
私はろ過器バイパスで営業継続、センター長他は塩素注入が出来ないので、閉鎖だ。
結局は、35度ぐらいの温度の風呂に誰も入らないだろうし、連結管で繋がっている
浴槽の方をどうするかで、結論がでず、御互いに右往左往だ。
この話を聞いたディサービスの局長がすっ飛んできて、不安そうな顔。
「ディサービスの局長」には、影響は全くありませんと報告すると、美しい笑顔で引き返したが、
ヘルパー長は不安そうな顔、それには笑顔で返事だ。
美しい女性には親切、丁寧なのだ。
課長代理が来て、「どうしよう」というので、隣の使っていない薬湯のろ過器へ繋ぎ代えよう
と提案すると、容量が足らないだろうというので、聞くより見るで、ろ過器へ連れて行き
壊れたろ過器が18T/H、薬湯のそれが、16T/H、何とかなると説明。
信用のある消毒業者も同じ意見だと言うと、再び事務所へすっとんで帰ったと思うと、
電話で、「会議に出てもらうかも知れないから、宜しく」と伝えてきた。
修理業者、それも水漏れを直した業者なので、大いに不安になるが、致し方がない。
ろ過器入り口と出口の配管を単純に繋ぎ代えるだけで、十分に動く、パイプ等の材質は
何でもよいと伝える。
ステンレスでの工事は無理と判断したのだ。
翌日、金曜日の9時に業者が来た。
修理開始だ。
パイプを2本繋ぎ代えるだけでも、スペースが無いのと、材料が鉄なので大変だ。
なかなか作業が進まない。
交代時間前だが、遅番が来たので交代し、業者にその旨を伝えて、退社だ。
作業結果は今日、土曜日に早番として出勤し、メモを見て判明。
18時40分より、営業再開できたのだそうだ。
ところが、バイブラーが動作しなかったので、朝、ドレン抜きをしてから動かしてみて
欲しいとまた分けの分からないメモを残しているのだ。
バイブラー用のポンプなので、ドレンたって空気だろう。
ドレン弁を探したがないので、出口にあるバルブを関係ないと思うが、開けたのだが、
何もでてこない。空気がでたら分からないが。
その後、モーターを動かすと2~3分動いた後に、機器故障の表示窓が点灯。
この時、空気吸い込み口から真っ黒い水がポタポタと出るのを確認、以後の操作を止める。
メモには朝、業者が修理に来ると書かれているが、待てどもこないので、
フロントにバイブラーが故障中だと、お客に伝えるようにお願いし、トラブル対応用
作業終了。
この後、14時までバイブラー以外は正常に運転。
14時過ぎに知り合いの業者の社長が来た。
この話は、「バイブラー用ポンプの修理」として題目を変えて記録しておこう。