HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

サイパン旅行への注意喚起を

外務省はサイパンへの旅行をする場合の注意点を喚起すべきだ。

ポイントは、

1)異国で違法行為をした事のある人の旅行中止

2)個人で弁護士を雇うだけの資力のない人の旅行中止

3)ついつい不法行為をしてしまう人への旅行自粛

その理由は、コピーの逮捕状で拘束されてしまうらしいので、捏造が簡単だろうからだ。

また、裁判になっても、裁判所が機能不全のようだからだ。

日本政府の反応も、外務大臣が奇異に感じるというようなコメント、法務大臣は協力すると

いう感じのコメントだ。外務大臣の方が、より適切なコメントだと思う。

マスコミは江戸の仇を長崎で討つという伝え方で、見識が非常に狭い。

日本の司法の威厳(適切か?)よりも、損害賠償をさせられた腹いせか、個人的な恨みを晴らす

という点に重きを置いているが、それはそうでも間違っていると思う。

根本的に認識が違うのは、日本国内で無罪、無実の人間を他国が同意もなく拘束した時、

異議を相手国に申し立てないのが不思議なのだ。

確かに、旅行中等に相手国で殺人等の犯罪を起こし、逮捕された場合には、同意など必要ないが、

少なくとも今回の事件では、日米で共同捜査し、裁判は日本で行うという取り決め後に裁判をし、

その結果が気に入らないから、アメリカでもう一度裁判するというなら、取り決めなどしなければ

よいだろう。これは約束(契約)違反、こんな事を認めると、世の中、混乱する。

メキシコに逃亡した殺人犯の話しがでているが、この話は、捜査当局で共同捜査し、

裁判を相手国でやるという取り決めがあったのかなかったのかが伝えられていないので、単純には

比較できないだろう。

取り決めが無かったのであれば、再度逮捕されても致し方がない。

例えば、静岡のひき逃げ事件、犯人がブラジルに逃亡、そこで代理処罰を要請し、犯人はブラジルで

逮捕、裁判にかけられ、微罪で済まされてしまった場合、その犯人が日本国内に来たら、

逮捕し、裁判にかけることを日本がするかということだろう。

日本はしないと推測する。

これが、国際的秩序だろうからだ。

もう一つ、よど号犯人、北朝鮮に逃亡中だが、彼等が北朝鮮で裁判を受け、刑に服した後で、日本に

帰国すると、逮捕され、裁判にかけられるのは、当然だろう。

理由は日本が事前に北朝鮮での裁判実施(代理処罰)に同意しないからだ。

北朝鮮での裁判実施(代理処罰)に同意したのであれば、彼等が帰国しても逮捕、裁判はないだろう。

当然のことだろう。

なぜ、こういう事がアメリカや、日本のマスコミには分らないのか不思議だ。

この話し、逆であれば、大統領から早期釈放の要求がくると思うが、勘ぐりすぎなのだろうか。