HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

読解力と文章力

「緊急避難的暫定税率廃止を是非実現を」という文章で以下のコメントを頂いた。

「「己たちの欲だけで国全体の予算を変更しなければならない。
今さら高速道路の必要性を言わなければならないのですか?今さら!
地方を無視するのは、ガソリンが高ければ車に乗らなければ良いのと同じ理屈ですね。
体も頭も衰えて、それに見識が低いようでは採用する気にもなりません。」」

「己たちの欲だけで国全体の予算を変更しなければならない」この文章はよく分るが、

民主主義下では過半数が賛成すれば、欲だろうがなんだろうが、変えざるをえない。

また、高速道路を造るというのも必要と考える人の欲だろう。要らないと考えている側から見れば、

無駄以外の何物でもなのだから。

特に暫定税率廃止等のようにどちらに決まるか分らない問題では予算の組み替えは必須でしょう。

暫定税率継続を予想し立案した予算は、それが廃止になった時、組み直すのは当然だろう。

「今さら高速道路の必要性を言わなければならないのですか?今さら!」

必要性の継続が必要だろうから、これは、言わなければ為らないと考える。

作ってしまったものでも、必要性、必然性が無くなれば、壊さざるを得ない。

故に、正確な需要予測が要求されるのでしょう。

「地方を無視するのは、ガソリンが高ければ車に乗らなければ良いのと同じ理屈ですね。」

高速道路を造らないのが、地方を無視となる根拠が分らない。

この論理だと、市町村全てに高速道路が必要となり、高速道路だらけになってしまう。

極端な話し、市町村全てに高速道路が出来ても、自分の家から高速道への出入り口が遠すぎる

というクレームにつながってしまう。

ガソリンが高ければ車に乗らなければ良いと云うのは分る。

だが、車に乗らなくてもすむ方はよいだろうが、そうも行かない人は、高速道路より、

より以上にガソリンの値下げの必要性は高いでしょう。

特に、収入の少ない者、高齢者、高速道路を走行するには不安な車の持ち主には、確実な事でしょう。

「体も頭も衰えて、それに見識が低いようでは採用する気にもなりません。」

年を取れば体も頭も衰えるのは自然だと思うので、違和感はないが、

採用する気にならないという文章には引っかかる。コメントを頂いた方に意見を採用して頂く気持ち

もないし、お願いする必要もないだろう。

見識が低いと指適されたが、相対的なもので、コメントされた方の知的水準が高すぎるのか低すぎる

のか明確でない上に、見識も違うようなので反論が難しい。

以上、かなり前にかいたが、登載を見逃してしまった。