休日、同僚から電話があっても取り次ぐなとお願いしてあるのだが、それを保持できない妻が
電話を取り次いでしまう。長期記憶機能が失われているのだろう。
話しの内容は、「プールのろ過器が停止しているがなぜだ?」という下らない質問だ。
回答は、「補給もせず毎日逆洗しているので、水位が低下し、水位低で止まったのでしょう?」
と逆質問。
応答は「東村田さんが何かやったのではと思った」という。
下らない応答だ。こういう応答をするのは、毎日水位を確認していないのだろう。
運転スイッチが「運転」で、運転状況表示が「停止」、且つ、水位低の警報窓が点灯しておれば、
どういう状況でそう為ったか分りそうなものだが、どうも遷移を理解してないようだ。
ただ、この電話、今日は部長が5方弁の調査にくるらしいので、彼に電話をさせたのかも知れない。
調査といっても、所詮は素人、ムリなのだが、そういう自覚がない所が怖いが、逆に気楽なのだ。
ついでだが、同僚から、
暖房機が故障したので、館長に報告をというメモがあったが、無視し、自分で直してしまった。
正確には直したというより、リセットしただけなのだが、これも、そういう処理の必要性を強く
伝えてあるのだが、どうも記憶にないらしい。
これも長期記憶機能が失われているのだろう。
このリセットは面倒で、野外機の電源を落とし、室内機の電源を落とし、リモート器をリセットする
という手順を踏まなければ為らないのだが、これでも旨く行くという保障はないのだが、
マザーボードを交換する予算がないので、已む無く、「やれ」と館長より指示されているのだ。
今日の電話に繋がるのだが、
昨日の交代時、5方弁を3方弁で間違いないと言い張り図面を出してきたので、見ると、
見ている弁が違う。その弁ではなく此方の弁ですよと教えたが、実は弁自体にもラベルが
貼られており明確なのだが、何故間違うのだろう。
自分も含めてだが、60歳を越えると、記憶力、注意力の減退、特に64歳ぐらいになると業務は
危ないのではないかと、二人の64歳を見て思うのだ。
一人の64歳は部長だが、彼もおかしい。
指示に整合性というか、連続性がないのだが、責めたりしない。
二人に共通しているのは、チェックをしないという所、やりっぱなしなのだ、これはマジに怖い。
元々そうなのか、歳のせいなのかが分らない、皆、第二、第三の職場なのだ。
妻も、元々からか、加齢のためかよく分らない、長く無関心すぎた。