二三日前、テレビで警察の担当者会議があった旨を報道していたが、その中で、銃を預かるのは銃砲店を
想定しているらしい警察は。
30万丁を17万人が持っているらしいが、警察署より少ない(?)銃砲店が預かれると思うのが不思議
だし、ほぼ零細小売ばかりの銃砲店に押し付ける心構えが解せない。
実効性のない預かりで、目的外使用が生じた時、責任追及されるのが怖くて逃げたのはミエミエだ。
レンタカーを犯罪に使っても、貸し出した会社は責任を問われないが、銃の場合はそうは行かないだろ
うし、そうしないと預かりの意味がない。
万一に預かるのが銃砲店となった場合、お店を鉄筋、且つ不燃性に建替えさせるぐらいの方針をださない
と危なくて預けられない。当然、補助金をだすべきだろう。
射撃場は夜間無人になるので、それは厳重な施錠をしてもらわないと、ごっそり盗まれでもしたら、
大事でしょう。
銃一式ではなく、先台、ボルト、引き金のみ預かるという手もあるが、悪人は廃銃のそれらを手にいれ
て、目的外使用に走ってしまう可能性がないわけではないので、廃銃の処理も考慮する必要がある。
一番不安なのは、銃に異常な悪感を持っている者が射撃場や銃砲店に忍び込み、集められた先台、
ボルト、引き金を確信的にごっそり盗むと、何百もの銃が使用不可能化してしまう。
この不可能化した銃を元に戻すのは古い銃、高価な銃では不可能に近い困難を伴い、買い替え
となってしまうことだ。