HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

民主党の銃刀法改正案への提言

銃刀法を改定し、警察署や射撃場、銃砲店に原則として銃を共同保管し、且つその銃に

GPSを取り付け、追跡可能な状態とするのだ。

これだけでは必要十分な条件ではないので、持ち出し申請者に行動表を提出させ、その行動

位置を緯度経度に変換し、パソコンに入力し、自動追跡するのだ。

当然、予定からずれた位置に移動すると自動警報が発生するシステムを構築したらどうだ。

警報が発生すると適時、警察が適切な行動を取れるようにすればよいが、時間との勝負になり、

迅速な行動が行えないのなら防止という点では無意味になってしまうが、それなりの効果はある。

例えば、近隣住民が「不審だ」との連絡を入れたとき、提出された行動表と照合できれば、効果抜群だ。

その後、虚偽申請で所持許可の取り消しをすればよい。

これでも、犯罪を覚悟して行う者への効果はない。

佐世保の事件に照らせば、銃の位置が行動表と違った位置にある事が即座に認識され、迅速な取締まり

が、行えれば直前で阻止できたかも知れないが、そういう位置が登録されていると防止効果がない。

弾の管理は、射撃用の弾については、射撃場でしか使えないので、射撃場を使用したという証明書類

の発行で管理するしかないだろう。クレーなら実施したラウンド数で大体の使用数が分るが、

ライフルの場合は、標的の弾痕数で数えるしかない。

狩猟用の弾については、自己申告を信じるより仕方がないが、購入できる弾数が限られているので、

何百発と溜まることはないので「よし」とせざるをえない。

総合的対策として、銃の所持許可を受けた者は、身体にGPSチップを埋め込むのを義務化したらよい。

埋め込むのが難しい場合には、GPS装置付き、携帯、腕時計をほぼ24時間、身につけさせるのも

手だろう。これは、おかしな人は自分の存在位置を他人に把握されるのを嫌うという経験から

来た提案だ。

願わくば、此処までやるとなると、拳銃の所持も敗戦前の状態に戻して欲しいものだ。