鉄砲玉の飛んでくる危険な所へは行かない自衛隊ではよく云われた普通の国になれないが、
危険な所へ行くのが一般的には軍隊なのだが、自衛隊は軍隊でないので行かないのか行けないのか。
民主党の小沢党首が政権をとれば、ISAFへの参加意思を示すと反対の嵐だ。
「アフガンすべてが戦闘地域みたいなものだから従来の憲法解釈上ちょっと難しい」
「武力行使をすることは憲法からして認められるところではない」
「もし参加するのであれば、(自衛隊に)どういう武器使用権限を与えるのかきちんと言ってもらわなければ
ならない。自衛官の命を軽んずるな」
上記の発言は外務大臣と防衛大臣のものだが、反対してるようで賛成している意見なのだろうか。
従来の憲法解釈上ちょっと難しいなら解釈を変えてたよいというアドヴァイスなのだろう。
解釈を変更するのは、簡単なことでしょう、特に政権が変われば。
武力行使をすることは憲法からして認められないは、テロリストにも、武力を使わず、話し合いと
いうことか、又は、アフガンの戦いはテロでなく内戦と位置づけているのだろうか。
洋上給油は武力行使だと思うが、違ったとしても武力行使支援には違いないだろうが、相手から
みたら戦いに参加していると看做すのは当然だ。
相手は武力行使されてるとの認識で、当方は違うとの認識、さてどう調整するのだろう。
武器使用権限にいたっては、もう参加を認めている。
自衛官の命云々は、ではイラクに派遣された陸上自衛隊はどうだったのだと聞きたい。
自衛隊員は命を惜しんで、任務を選ぶなど合ってはならない。
因みに私の意見は、死者がでるだろうが、参加し、実戦経験を積むビッグチャンスだと考えている
のだ。特に、指揮官に非情さを養う為に必要なことなのだろう。
人を殺したことのない武力集団、殺されたことのない武力集団は、普遍的には幸せな集団なのだが、
いざという時に役にたつとは思えないのだ。
特に、対面で戦う集団には必要な経験だろう。
ただ、こういう経験者が多すぎると、世の中が乱れるので、よくないとも思う。