HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

ひげの隊長は戦争ってのが分かってない

ひげの隊長は戦争ってのが分かってない

民主党が吹聴する「徴兵制復活」 “ヒゲの隊長”が一刀両断 (2/2ページ)”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150623/plt1506231532004-n2.htm

ひげの隊長が考えている戦争は、

1)短期決戦で、補給が切れたら終わり

2)敵兵を見ることがない戦い

3)空ー空、艦ー艦、空ー艦、地ー地で人が傷ついたり死んだりしない、只、物が壊れるだけ

こんな戦争なら徴兵制は無駄だろう。

でも、こんな戦いはまずない。

今も昔も日本は兵站を軽んじている。

戦争に兵隊の錬度は必要だけど、猫の手も借りたい状況になるのは必然。

その時は徴用という形で民間人を使うのだろうが、これよりは錬度が低くても訓練を受けた

兵隊の方がよいのは自明。

どんな戦争をイメージするかで変ってくるが、集団的自衛権行使で戦う羽目になる戦いでは

徴兵制で集めた兵隊は不要な感じもする。当に3)の戦いだろうと想像するからだ。

ただし、イラク対ISISのような戦いに加わる時は、兵力維持の為に徴兵制は不可欠。

兵力補充、素人でも前線に立てば、1ヶ月もすれば立派な兵士に変る。

で、民主党が主張してることは正しいと思う。

憲法解釈変更で集団的自衛権なんだから、解釈変更で徴兵制ありと考えるのは自然。

私は、どうどうと憲法改正、徴兵制は敷くとか敷かないとか明文化すればよい。

序に、自衛隊にも任期が2年だったかの隊員が募集されているのを思えば、

10年も鍛えられていない錬度の低い隊員が大勢いることに気付くべき。

こういう人が大勢いないと兵器も上手く運用できないのだ、当たり前だろう。