HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

地上イージスの守備範囲

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図1の様な範囲を示すのが有ったのだが、本当かなと思い直径1000KMの円を4つ書いた。

図2、図3を描いて眺めていて、その目的がよく分らなくなった。

北朝鮮が大陸弾道弾を撃ったとして、それを早期に捉えるには、レーダーのアンテナの角度

は低い方がよいのは分るのだが、地球は丸いので、発射直後のミサイルはレーダー波が

直進するなら捉えられないが、技術の進歩で、新しい手法で捉えられたとしても、

その時、ミサイルはどの程度の高度に達しているんだろう。

数分後にミサイルが

1万mに程に達しているならレーダアンテナの仰角など関係なさそうな感じもする。

レーダーアンテナってくるくると回転してるイメージだから、アンテナが発射地点を向いていない

可能性大だし、その方向を向いた時にはレーダーの仰角αを越えている可能性もあるだろう。

それにレーダー設置位置をミサイルが越えた時、正に背面になるが、追跡できるのかな。

背面には1000m級の山々があるが、その時はミサイルの高度が高いから問題なしかな。

しかし、秋田から距離ははなれると仰角βは小さくなるから、1000KM先を飛ぶミサイルを

追跡できるのかな、山が邪魔になって。

トマホークの様に低空を飛んでくるミサイルには有効な技術かな~とは思う。

図4は地球は丸いことから感じた疑問を絵にしたものだが、正しいか否かは分らん。

①A点からレーダー波をだすと、B点の物体を観測できない、理由はレーダー波は直進

するからだ。

B点の物体が観測可能になるのは、それが80KM上昇した時(計算が正しいかどうか不安あり)。

②A点から電離層で反射させるようなレーダー波をだすと、B点の物体が地上にあっても

観測は出来る。これが地上イージスなのかも知れない。

①だと攻撃されて数分後に反撃となるが、②だとほぼ直後に反撃出来る。

しかし、その反撃の効果がでるのは、反撃ミサイルの速度が1000Km/Hなら

1時間後、10000Km/Hなら3分後になるが、相手の攻撃ミサイルは高度80KM

以上に到達、何か①と変わらない。

結論は無駄なんじゃない?。

先制攻撃するなら有効かもしれない。

相手方ミサイルが発射台に据え付けられた時に攻撃可能となるが、相手の意思は不明。

多分、総合的に判断するんだろうけど、でも、相手方ミサイルが地下や格納庫にあれば

分らんのと違うか。

防衛省の居眠りしていた方は、案外こういう認識で、アホらしいと思っていたのかも。

山の仰角が何度なんて運用上関係ないという意識があり?

私も仰角なんて関係ないんじゃないかと思う。

でも、防衛なんて無駄が良いに決まっている。

無駄でなかった時は誰かが死んでいると思うので、無駄に終わることがよいのだろう。

幾何学三角関数なんてほぼ忘れている、特に図形なんて頭の隅にもない。

義弟、大学受験生に数学教えて生計を立てているが、凄いと思う。

図形、孫娘に聞いてみようと妻に提案した所、恥ずかしいから止めなと云われた。

間違っているかどうかは別にして、このブログを書くに要した時は2日。

地上イージスの画像処理はどうやっているんだろう。

序でに、山の高さより、津波の危険性無視の方が恐ろしいと思う。

松島基地の戦闘機、津波で流されて水につかり、使えなくなったことがもう忘却の

彼方らしく、地上イージスが無駄ということを間接的に表現してるのかも。

多分、味方的には効果なしだが、敵方には脅しの効果があるのかも・・・・・。