HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

1週間も引きこもっている人は精神病

十年位前か、精神科医に1週間も引きこもっている人は精神病だと言われたと妻から聞いた。

流石に驚いたが、当時、精神病に対する知識がゼロだったので

”高校時代、夏休みなんかほぼ引きこもり状態で勉強してなかった?”と反論した。

妻の反応なし、お互いにそれぐらい受験勉強をしてたのだろう。

ただ当時は今ほどの個室という部屋では無かったので、否応なしに家族との接触がでた

のが救いというか、発病できなかった要因かなと思う。

また病院へ連れて行くのが大変だった。

我家の場合は息子がゴミを近所の敷地内に廃棄し、それをカメラで撮影されて、警察に

通報されて、逮捕はされなかったと思うが、連行されたのがキッカケ。

警察から病院へ行くように勧められたが、当然のように息子は無視、そこで私が病院へ

行かないと、鉄格子のある病院へ強制入院させられると脅した所、病院へ一人で行った。

そこの病院の精神科医から言われた言葉が、題目の言葉だ。

そこの病院の医師はたまたま義妹の知人なので、安心していたが、何週間後か記憶にない

が行かなくなった。医者の診断は統合失調症の疑いだった。

テレビ等を見ていると、公的機関に相談とか、家族会へとか云われているが、経験からそんな

もの全く役にたたない。

公的機関とか、家族会は口だけで、とにもかくにも、家族が処置をしなくてはならない。

理由は人権らしい。

新しい病院は公的機関に探してもらい、診察の予約もしてもらったが、連れていくのは

家族で、お手伝いはできないと言われた。

一番大事な所が公的機関ではできないのだ、病院でも出来ないそう。

息子を脅したり、賺したりしながら、車から息子が逃げ出さないように気をつけながら

3人で新しい病院へ行った。

公的機関の人は別の車でついてきてはくれた。

初診の時、息子の状態を大げさに話して、入院をお願いした。

後で分ったのだが、医者の判断は入院するほど悪くはないという診断だった。

ほっとしたのもつかの間で、医者が自宅宿泊を認めたのだ、暴れるなら飲ませという

強い薬を渡されたが、飲ませられるはずがない。

10年ぐらい通院したのかな、自分で治ったと判断して通院を止めた状態が今だ。

息子の代わりに妻が通院している。

医者は妻の態度から息子の状態を推し量っているらしい。

妻に代わりに行けと勧めているのは私、何かあった時に、即応できると信じているからだ。

しかし、この即応も病院まで息子を連れていくのは家族の役目だと言われて、実効性に疑問あり。

最悪、熊沢英昭氏の判断と同じになる可能性あり。

熊沢英昭氏の判断は正しいが、私には出来ないのが悩ましい。

今までの所、一番役にたったのは警察。

なので、何かあれば、即110番と決めている。

熊沢英昭氏は警察への通報を覚悟出来れば、包丁を使わなくて済んだとおもうが、

それでも問題は抱えたままで推移する。

統合失調症の特効薬が出ることを期待しているが、でない場合には、厳しい判断をしかいと

行けない時がくるのが怖い。

100人に1人は統合失調症らしいから、潜在者は100万人もいる。

引きこもりは約32万世帯らしいから32万人はいるのだろう。

統合失調症の患者数は71万人らしいから、足せば、100万人になる。

医者の発言は正しいのかも。

強制的に病院へ行かせる法的根拠が今回のような事件の防止に唯つ有効なのでは!?。

余談だが、熊沢英昭氏の家系は武家なんじゃないか。

私の家系は百姓だからマネは難しい。