HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

誠之尋常小学校卒とおでかけくださいという言い方

昼過ぎに妻に呼ばれて和室へ、何かまた文句を言われるか頼みごとでもされるのかと思い

構えながら、話を聞いた。

この前、亡くなった近所のおじさんが、葬式のビデオメッセージで誠之尋常小学校卒だと言っていたが

そこらへんの尋常小学校卒だと思っていたら違うのが、今分かったという。

どういう事かと聞くと、

図書館で借りてきた本(題名は聞かなかった)、著者は森鴎外の孫かなにからしいが

その本の中に、誠之尋常小学校は貴族の流れの人とか学者の子が行く学校だと書かれている

と言うので、公立、私立かと尋ねると、知らないという。

WEBで調べると、公立だが、貴族の流れの人とか学者の子が行く学校だと書かれていた。

うわ~凄いね、おじさん、そういう学校を出ているんだと感心。

確かに、80数年前の家族写真があるのだから、裕福な一族には違いないのだが、

さほど立派な着もの姿というより、どてら着のような和装だったので、金持ちなのかなと聞くと

昔の普段着はそういう姿だったという。

そういわれればそういう感じもする。

おじさんの親はどういう仕事だとビデオで流れたかと聞くと、流れなかったという。

今更ながら、もっと親しくしておれば良かったね~で話は終わり。

もう一つ。

奥さんに”お出かけください”と言われたそう。

”お出かけください”ってどういう事か聞くと、

”おいでください”という事だと言う。