話しの始まりは、朝日新聞への女医の投書から。
投書の内容の概要を聞かされてから、妻に質問。
外科医の手術時間が長いと云っても、患者からみた時間と外科医から見た時間は違うんじゃ
ない。患者は手術室へ入ってから出てくるまでの時間だけど、かなりの時間を麻酔が覚める
までの時間じゃないかと聞くと、う~~んという返事。
私の前立腺ガンのロボット手術では、
13:10手術開始連絡~16:15手術終了連絡~17:10病室へもどる
3時間かかっている。
この日、主治医は3人手術しているから9時間だ、長いと言えば長い。
しかし、ここで、交通整理の警備員が8時間働くのと上記の9時間がどちらがキツイと聞くと
警備員だというので、医者は楽だろうと云うと、笑ってた。
色々な科と比べれば外科はきついかもしれんが、他の職業と比べれば肉体的には楽、精神的
にはキツイだろうというと、そうだね~という。
どういう医者が投稿したのか聞くと、34歳で経験10年、私立医大卒だという。
そんなにキツイなら孫娘を女医にするのを止めて、トリマーかダンスインストラクターにするかと
聞くと、幼稚園から学習塾へ行っているのだから、惜しいという。
孫娘の従姉妹は来年から私立中学、お互い母親どうしというより、従姉妹どうしが張りあっている
感じなのだ。父親どうしは、何でそんなに勉強させるのだと云う雰囲気。
祖父母は勉強させろという雰囲気満タン。
ということも妻は私以上に感じているので、トリマーかダンスインストラクターかと投げかけたのだ。
ダンスインストラクターはニュウヨークへ孫娘が留学したいと云っているのを聞いたので、
ニューヨークで不動産屋をやっている親戚に一応頼んだ。
トリマーはトリマーもやる獣医師を勧めろと妻に助言したが、どうも好きでない感じ、獣医師が。
正直な話、女医の仕事がそんなにキツイとは最近まで知らなかったのだ。
医者でなくても、女性が出産後も同じように働くのが大変だとは周りの理系女子をみて感じて
はいたが、今騒がれている程とは思っていなかった。
最後、比較的幸せな結婚をするには、医者と結婚することだろう、その一番の近道は自分
自身が医者になるのがてっとりばやいというと、そうかなーという感じ。
妻の従姉妹の娘が医者と結婚しているが、彼女が女医であるとを妻は認めないのだが私立大の
同級生である事は認めている。
すると、
慶応大、慈恵医科大、日本医科大、昭和大、東京医科大、東邦大、日本医科大、杏林大、
東京女医大、帝京大の内のどこか。
でも、お金はありそうだが、幸せそうではないという。
そりゃ、貴女が幸せすぎるんだと言いたかったが、流石に云わなかった。