HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

どちらが理性で、どちらが感情か

”入国禁止令めぐり口頭弁論 政権側と司法が火花 連邦高裁”
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170208-00000274-fnn-int

私は大統領側が理性で、ワシントン州が感情で動いているという立場。

>「該当する国から来ている学生や家族がいる人などに、多大な被害が出ている」

上記発言は当に感情の発露だろう。

>「差し止め命令は、安全保障上の危険レベルの判断を無視している。大統領が、

権限者であることを認識しないといけない」

これは理性的な判断だろう。

行政の長が危険レベルだと判断したことを裁判所が危険レベルでないとする

なら、その根拠を示す必要があり、ワシントン州もそういう方向で主張すべ

きなのに、多大な被害が出ているという申立てはないだろうし、

その被害状況も申す立てるべきだと思うが、そういう話は伝わってこない。

入国を阻止されたのは200数人らしいので、全体の何パーセントになるんだろう。

何処そこの国のA氏より、禁止国からB、C,、Dがテロ目的で入国するという情報

がある云々なんて、口が裂けても云えないだろう。

大統領側の危険レベルという表現も曖昧ではあるが、具体的には

テロ対策上云えないだろうし、言うべきではないだろう。。

しかし、こういう事でもめてる間はアメリカでテロが起こらないように思う。

ここでテロでも起せば、一気に風向きがかわり。本当に入国禁止になってしまう。

十分な人数が入った後で、テロが頻発しそうだ。

テロを行なうには、実行者、支援者が要る。

支援者には、お金を出す人、情報を出す人、匿う人、武器を集める人、運ぶ人

が要る。一人で全てをやるのは不可能だし、大したことはできない。

禁止された7か国はテロ支援国に認定されているのだから、大統領側の

行為は妥当だと思う。

裁判所、ワシントン州が非常に感情的、よく言えば、人道的すぎるんだろう。