カナダ、フランス、ドイツ等がアメリカの大統領令を批判してきたが、それは内政干渉
だろうという認識は私にはあったが、国連となると内政干渉は許されるような気もする。
”米入国禁止令「テロリスト排除では無効果」国連トップが解除要請”
http://www.afpbb.com/articles/-/3116306
アメリカも散々、他国に内政干渉してきたから、しっぺ返しとも思う所はあるが・・・・。
事務総長は
「これらの措置はすぐにでも解除されるべきだと考える」
「こうした措置はわれわれの基本原則にまさに反するもので、
米国へのテロリスト入国を避けることが本当に目的だとしたら、
効果的ではないと考える」
と述べたらしいが、最長でも120日で解除されそうだし、
我々の基本原則ってなんだと思うし、
効果的でないというが、では何が効果的なんだろう。
また、この事務総長は入管手続が厳格化された暁には、緩めろと言いそう。
基本はテロを弱者の抵抗行為として認めているんだろう。
デモと同じ感覚でテロを考えているんじゃないかと思うし、
テロの支援者と実行者の区別を付けすぎで、実行者は駄目だが支援者は
良い、仕方が無いなんてのが根底にあるんだろうと思う。
アメリカでテロで死ぬ人数は数人、入国制限で迷惑を被る数は数万人、
数人と数万人を比べれば、数人なんてゴミといことも言えるかな。
交通事故で数千人死ぬが、車は非常に便利、故に、車を禁止しないような論理だ。
事故とテロを同じにかんがえるのは、どうかと思うけど。
事務総長からの要請は、トランプ大統領が係る大統領令を取り下げるよい根拠
になるとは思うが、どうでるかな、興味がある。
1)大統領令を取り下げる
2)無視する
3)事務総長を変えようと動く
4)国連への拠出金を止める
5)国連大使が反論の演説をする
6)大統領自身がツイターで避難する
どれになるだろうか。