HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

やっぱり単純な記載ミスの様相

[陸山会土地購入]「小沢氏に調達相談」 石川議員供述

http://news.livedoor.com/article/detail/4560274/

これを読むと、「陸山会と土地購入をめぐる資金の流れ」で予想した通りの金の流れだ。

小沢幹事長が出した4億円に裏金が混ざっているかどうかが焦点になってきたが、

西松建設は5000万を2回、秘書に渡したとあるので、本人には渡していないのだろう。

すると、秘書が5000万を2回、小沢幹事長に渡したかどうかが問題になるが、

渡していても、渡しましたとは言わないだろうし、言われても、多分、陸山会の口座へ入れとけ

ぐらいだろう。

陸山会=小沢氏本人

だから渡したと取れば、そうなる。

西松建設の5000万を2回=1億円を口座に入れてしまうと、元々の額と混ざってしまう。

そこから、新たに1億円を引き出すと、その1億円が西松建設のものかどうか、どう峻別するの

だろう。また、違う口座だとどうなるのだろう。

同じ口座でも、出し入れした日が違うとどうなるのだろう。

額は同じだが、お金は違うだろう。

小切手を右から左に回したのなら、同じと見做してもよいだろう。

考えているのは、308口径の銃弾で人が殺されたが、308口径の銃を持っている人は誰でも

犯人になるのか、条痕が合わなくても。

これは捜査当局には便利だが、所持者には恐ろしい。

故に銃など持つなという事になるのだが、銃ではなく菜切包丁が凶器ならどうする!?。

被害者の周囲にいる都合の良い人を犯人に仕立て、マインドコントロールで自供させると、

九州の選挙違反事件、栃木の免罪事件に繋がってしまう。

話を元に返すと、

西松建設の5000万を2回もらっていても、職務権限がないので、不正な金ではないようだし、

これだと、単なる不実記載か記載ミスになってしまう。

政治資金規正法の罰則が重いから、記載ミスを見逃す分けには行かないという気持ちも分かる。

しかし、額で記載ミスを見逃すか、見逃さないかの判断を検察や警察でするのは間違っている。

見逃すかどうかは公開の裁判所ですべきだろう。

そういう意味では、検察が起訴するのは正しい行為だが、以後も全て、そうすべきだ。

自転車泥棒は見逃すが、自動車泥棒は見逃さないということなら、世の中、乱れに乱れる。

既に乱れている。

しかし、この時点で方向転換するのもしないよりはましだろう。

ニュースショーで有権者は「民主党は金に綺麗だから投票した」と発言した人がいたが、

普通の有権者は「民主党自民党も金に対する綺麗さは同じ程度」と思っている。

特に、指導者的な政治家は、末端の政治家と比べると、比較にならない程、お金が掛かるのは

当たり前で、危険を冒しながら集め、使っているのは当然だろう認識は持っている。

本当に綺麗な政治家は、去年の選挙で、ポンと当選した人ぐらいではないのか。

ただ彼等には今のところ政治的力も弱く、唯の議員、力が強くなるに比例して、汚れてくると思う

のだが、失礼なのかな。

衆議院選挙で民主党に投票したのは

自民党の不甲斐なさと、官僚との癒着、政策の違いで民主党に投票したのが実際だろう。

そういう意味で、マニフェストの放棄、官僚の天下り容認が、参議院選挙で負ける大きな要因だ。

故に、自民党は棚から牡丹餅を組織の一体化強化をしながら待つと勝つと予測する。