1月18日の朝日新聞に「陸山会と土地購入をめぐる資金の流れ」という図が1面にあり
笑ってしまった。余りにも、当たり前すぎるからだ。
陸山会を会社、社長が小沢氏、工場でも広げる為に土地を買おうとした場合、こういう流れに
なるのではないかと思ったからだ。
大企業なら会社に金を貸すが、小零細企業なら、社長の生命保険を担保にして金を貸す。
今回は社長に4億円という金があったので、それを担保に金を借り、会社が安定した適当な
時期に金を社長に返したというだけではないのか。
これを資金洗浄というと、おおくの小さい会社はそうなってしまうだろう。
「陸山会と土地購入をめぐる資金の流れ」の番号に従い説明すると
①土地購入のため、資財を陸山会にオーナーである小沢氏が一時的に出した
②陸山会が土地を購入、名義は社長、中小零細では不思議でないだろう
③銀行に融資させようとし、関係先からも金をださして、定期預金を作る
④定期預金を担保に銀行から融資を受ける
⑤融資受者が社長の名義、返却を確実にするには銀行として当然だろう
⑥融資金をオーナーが会社に貸付
⑦3年後お金が必要な事態が発生し、会社より返却させた
見事に土地も手に入れ、銀行からも融資を勝ち取った成功例だ。
金利の低い定期を作り、金利の高い融資を受けるのかという疑問もあるが、こいう事は
一般に広くやられていることだ。
見せ金とでもいうのだろうか、貴方も定期預金を担保に、金を借りたことはありませんか!。
そういうシステムは銀行、郵便局、生命保険に現実ある事は知っていますか。
ま、大会社の感覚で考えると理解不可能でしょう。
私の例からすると
1人親方である東村田水道工務店の社長である弟から支払いで首が回らなくなったので
借金の申し込みがあり
①問屋への借金返済の為に1000万出す
②東村田水道工務店の社長である弟が、500万の借金を支払い
③銀行に融資させようとし、妹からも500万出させて、1000万の定期預金を作る
④定期預金を担保に銀行から500万の融資を受ける
この時点で弟の資金は1500万
⑤融資者は社長の名義、連帯保証人は私
⑥融資金をオーナーが会社の運用に使用
⑦1年後お金が必要な事態が発生し、会社(弟)より返却させようとしたが、潰れていた
⑧銀行から融資を受けた500万、連帯保証人への催促があり支払い
⑨妻より、500万の出所を問い詰められるが、ヘソクリとは言えず、苦慮
妹へ500万も代理で返却、合計2000万も出したことは死んでも云えない。
これ、不正な金ではないが云えない、似たりよったりではないのか。
当然、弟も1500万が何処から出たかは、言わない。
理由はもっと借金が問屋にあるし、贈与と見做されると不味いだろう。
更なる支出を恐れた東村田は弟に生活保護を受給させ、アルコール依存症の治療の為に
病院へ長期入院させてしまった。
陸山会とほぼ同じだろう、違うのは追求するのが、
妻か検察か。
騒ぐのが問屋かマスコミか。
いやはや、御互い大変だ。