HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

小沢さん、やっと全国遊説に出るようで

遅すぎる、判断が遅すぎる、動きも遅い。

国民新党の亀井さんが、「もっと検察批判を」と述べたようだが、其の通りだ。

大体が、検察に逮捕され、起訴されたら即有罪だと考えるような、思慮のない人達を相手にしな

ければ政権がとれないのは情けないが、民主主義の負のコストで未来永劫に避けられない。

これの改善には、基盤の強化しかない、そのためには、全国遊説が必要なのだ。

何があっても民主党に投票するという固定客を増強する必要があり、風まかせでは政権が不安定

でなにも出来ないだろう。

こういう事は小沢さんにはよく分かっているのだろうが、反小沢側には理解が足りないようだ。

最近では、痴漢で起訴された防衛大学校教授が最高裁で5年ぶりで無罪になったが、彼を

支えたのが奥さんらしいが、そういう人が民主党に少ないのが最大のネックで、これが政権交代

後の足かせになる可能性大だ。彼等は思慮のない人達が反対すると即政策を変更するように

思える。野党なれしたというか耐性のない人達をどう押さえるかが今後の問題で、これが

政権担当能力がないと比喩される点だ。

自国の船長を助ける為に海賊の射殺許可を出し、海賊を射殺してしまったが、このような事が

日本で起こると、政権乱闘能力の無い人達が騒ぐだろう。

それで、民主党政権が崩壊、恐ろしい未来予測だ。

そういう意味でも今回の事件は、彼等の耐性向上の施策だとぐらいに考えて欲しいのだ。

兎も角、恥に耐え、誹謗中傷を笑いに変え、泣かず、怒らず、拗ねずに頑張って欲しい。

ただ、名古屋市長選挙で、河村氏が落選したあかつきには、議員辞職し、検察に逮捕され

つつも、次衆議院選挙に立候補、その後に民主党の代表ぐらいになって下さい。

問題は、小沢さんが代表を下り、新しい人が選ばれた段階で、その人の関係者が再び、政治資金

規正法なるもので逮捕されるのは容易に推測されるので、よっぽど何も無い人、政治的には

力のない人を選らばなければならないのが、辛い。

その人が首相にでもなれば、現首相以下になるようで、そく政権破綻、以後、ずーと野党化

恐ろしい予測だ。

最後に、民主党は選挙民をなめていると思うのが、秋田や千葉の知事選での候補者選びだ。

前知事と数千票の差で落選した人の再立候補への相手として、小さな元鉄道会社の社長を

選ぶ神経と其の方が当選するという事を思い込める思考回路が理解できない。

これはどう考えても、地方組織は野党を望んでいると推理するのだが。

秋田は元市長と元町長、元市長は秋田市の市長。

ダンプカーと軽自動車の衝突に例えると失礼だが、軽自動車が壊れるに決まっている。

軽自動車のことを慮り、ダンプカーが急ハンドルを切り、転倒するとでも思ったのだろうか。

急ハンドルは風、民主党への支持率だが、小泉旋風と同じことを願ったのだろう。

小泉旋風は大失敗だったのは、公知の事実なのだが、民主党には他山の石(?)という思いが

欠けているのだろうか。

地方組織の増強と強化という視点が希薄なのだろう。

手取り速い地方組織の増強と強化が、地方行脚なのだが、それに出られないというのも情けない。

小沢代表が来ると、地方組織がガタガタになると思う人が居れば、それは思い上がりで、

福田さんや麻生さんが、地方回りをすれば、組織はガタガタになるかも知れないが、自民党には

それなりに立派な組織があるからだろう。