HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

シャワーから水が?

シャワーから水が出るというクレームが時々あり、原因を調べているのだが、よく分からない。

給湯系統図が無いので、逆止弁、オリフィス、バルブの有無、系統が把握できないのだ。

一番クレームを伝えてくるのは常連客、立派な年で、問い詰めるのも酷。

プールの方も常連客が多いのだが、そういう事はないのだが、教官の一人から

伝えられたのはシャワーを出しっぱなしで使っている時は、お湯が突然に水になる

ことはないが、止めたりだしたりしている時には、出始めに冷たいお湯(水)がでる事はよくあるという。

また、口煩いヘルパーさんからのクレームはない。

入浴客の話では、シャワーを出しっ放しで使っていると突然、水になるというのだが、

シャワーは出しっ放しで使えないのだ、一定時間使うと自動的に停止する種類のものなので、

シャワーが止まると出し、止まると出しという行為を繰り返している間の間隔に冷たいお湯が出ると

考えるとプールと同じ現象なのだが、客は違うというのだ。

それでは、一体どうやって連続的にだしているのかと聞くと黙ってしまう。

当然、そういう現象が出たとき、現場に行き、確認するのだが、そういう現象は再現しないし、

多くは、温度調節器の設定が水側に為っていることが多い。

また、そういうクレームを伝えて来る清掃係は、クシャミの時と同じ二人なのだ。

気になっているのは、クレームされるシャワーが決まっていることだ。

男湯で5台、女湯で1台。

特に男湯の1台、洗面台の一番端のものは頻発するのだそうだが、何故、それを使うのかも

不思議なのだが、これは興味だろうと好意的に受取っている。

給湯ラインにつながっているのは、脱衣室のカラン、浴室のカラン、プールのシャワー、厨房、

トイレの手洗いだ。

追加するとすると、ディサービス用の風呂のカランだ。

系統図が欲しいのは、1階にあるディサービス用風呂でお湯を大量に使うとお湯がその他に

回らなくなる可能性はある事を調べたいのだ。貯湯槽に幾ら暖かいお湯があってもパイプを

流れる量は決まっているので、シャワーから冷たいお湯が出る可能性はある。

毎朝、薬湯へのお湯張りとディサービス用の風呂へのお湯張りががっちんこし、貯湯槽の温度が

64度ぐらいから55度程度まで下がってしまうのだ。

これから単純に類推すると、供給お湯温度+水の温度=55度+18度だとし、同じ水量だと

すると、シャワーからでる温度は36.5度で、冷たいだろうが水ではない。

このために、シャワーの水量を1.1倍ぐらいに変更したのだが、その後、クレームはない。

先週木曜日に建屋の設備を請け負った業者の技術者が空調機の図面を借りにきたので、シャワー

の件を質問すると、我々が客や清掃係に説明しているのと同じ回答が帰ってきた。

1)給湯ラインの配管にたまった冷たいお湯が出る

2)給湯ラインからカランまでの枝配管にたまった冷たいお湯が出る

3)混水栓の中のサーモが故障

そこで、1)2)については、朝一番については考えられるが、営業中になないだろうし、

給湯2次ポンプで循環しているので、冷たいお湯が溜まること事態おかしいのではないか。

3)については、途中で回復するものだろうかと、それも複数台がと意見を伝える。

給湯2次ポンプを止めると、お湯が全くでなくなるのを経験しているので、戻り配管のどこかが

詰まり、流れが悪くなっているのではないかと質問をするが、彼も図面がないので、分からない

という。会社で調べて、教えるという。

調査の仕事も請け負ったらどうかと提案するが、地元業者にお金の面で負けてしまい持ち出し

ばかりで難しいというのだ。

大きな工事が必要だとでっちあげたらどうだと提案するが、出来ないという真面目だ。

空調機はちょくちょく壊れ、其のたびに地元業者で修理していたのだが、安くとも回数が

増えるとたまらないだろう、センター長もやっと分かったらしい。

これは良かった方向だ、給湯の方もこう行きたいものだ。