仕事場で階段を踏み外し、清掃さんの前で恥ずかしくも転げてしまった。
不幸中の幸いは、一段目の階段だったので、転げ落ちる事もなく、天性の運動神経のよさ
からか頭も打たず、捻挫もせず、単なる足首の打ち身で済んだことだ。
これで二度目、三度目はひどい目に合いそうな感じがする。
就職当時は職場のパイプ等に体を当てることも無かったが、最近はよく体をぶつける。
ぶつけた事も分からない事もあるようだ。
体のあざを見た妻が「どうしたの?」と聞くのだが、記憶というか覚えがない場合があるのだ。
頭の高さの位置にある突起物には先任者だろうと想像するが、保護材を撒きつけてあるので
当てても「あざ」もつかないのだが、案外、そういう物にはあたらないのだ。
あたるのは、コンクリート床の隅とか、足元の突起物とは、肩辺りの高さにある構造物だ。
不注意なのだろうが、無意識に避けられていた行為がよくよく意識しないと出来なくなったという
事なのだろうが、その意識が抜けるというか飛ぶ事が頻繁になったのだろう。
脚立から落ちたのも、危ない位置に体を伸ばした為に、脚立が倒れた為だ。
この危ない位置という事を認識する力が衰えたためなのだろう。
一方通行の道を逆走する高齢者ドライバーを笑っていたが、どうもそういう状況に近づいてきたの
かも知れない。
少し前も、生姜の皮を削いでいた時、右手の親指と人差し指、小指が硬直してしまい、左手で
それを解除する始末だ。
加齢のせいだろうと認識しているのだが、歳をとるとは恐ろしいことだ。
意識と体の動きのミスマッチ、意識は若い時のまま、所が体は老人のそれ、ああ恐ろしい。
預金もそうだ、昨年の今頃は26845円しかなかったのが、今年は1265646円もある。
100万円も多いのだ。
活動が縮退するに従い預金が増える、不景気云々で倹約をしてる分けではないのだが、
出不精になった成果だ。
遊べる内に遊んでおきたいのだが、126万ぐらい直ぐ無くなってしまう。
退職し、隠居の前に遊ぶ金が126万というのも不安なのだが、隠居した場合の小遣が
2万/月というのも、老後シミュレーションでは成り立ったが、そこまで枯れられないという
感じもしているのだ。
70歳ぐらいになった時の活動内容が理解というか、把握というか、想像というか出来ないのだ。
回りを見渡せば、70歳以上の方
1)小さん:草刈等のアルバイトに精を出している
2)森さん:偶に夫婦で旅行に行っている程度で殆ど自宅でいるようだ
3)高さん:民生委員なのだが、夫婦で朝夕散歩三昧のように見える
4)宮さん:奥さんがなくなり一人暮らし、防犯委員(?)で小学生集団の送迎
5)有さん:息子夫婦と同居のおばあちゃんなんだが、家庭菜園かな
6)杉さん:息子夫婦と同居のおばあちゃんなのだが、毎日、保健センターの温泉通い
7)郡さん:夫婦でどこかに働きに行っている
皆さん、隠居生活なのだろうが、
5)6)のように、息子は当てにならず
4)のように元々の活動家ではないし、毎日縛られたくもない
3)のマネが出来るほど、世話好きでは100%ない
2)程、年金がない(元研究所の所長さんなので多いだろう)
1)に仕事を誘われたが、それほど体力がない
7)のような従順(?)な妻でもない
自己の道に進むしかないのだろうか?!。
道が定まらないので、隠居できない、、、隠居したら道が自動的に定まる??????。