HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

息子が統合失調症を発症か

28歳の息子が医者の確定した診断ではないが、統合失調症らしい。

発症というか予兆というかは、24歳の時に大学を中退したいと言い出し、中退を認めたが

これが発症か予兆であったのだろう。

その時に体調がすぐれないとのことで、人間ドッグを受けたが異常なしであった。

当時、精神科も受診させておけばと反省しているが、そういう考えは全く無かったのだ。

多分、病状が進行したのだろうか、4年間で二回ほど、理由は不明だが、家で暴れたこと

がある。他人に暴力を加えるのを恐れたので、家族で保健所に相談し、委託の精神科医

居られる日時に保健所を訪問し、相談をさせて頂いたのが、2年前、当然に本人を誘うが

拒否された。

その時、精神科医が家族より聞いた話から推測した病名はうつ病

強制的に病院に行かせる方法の有無も聞いたが、昔と違い今は出来ないとのことであった。

その後、精神科の受診を進めるが、病気でないと言い張り、拒否されてしまった。

病状は悪化して行ったのだろう、周囲の音や近所のカーテンの色が気になるといいだした。

およそ、3ヶ月前ぐらいだが、家族の不安はピークに達したが、どうしようもなく放任のまま。

遂に、1ヶ月前、カーテンの色が気になるといっていた家に対して、門、車にペンキを掛け、警察沙汰に

なってしまった。

即、警察に捕まってしまったが、実況見分をしている前で、その家へゴミを捨てに行き、職務

質問され、自白、なんとも解せない行動だと、警察も判断した。

初犯なので、精神科に行くという条件で釈放、本人も警察よりは病院がよいと判断したのだろうか

即日、病院へ行ったのだ。

病院は保健所で相談した時の医者がいる病院を推奨したのだが、違う病院へ一人で行ってしまった。

病名を聞くが、本人は分らないというので、病院へ電話した所、医療相談をと云われ、その時に

何を云われても取り乱さないという条件で医者が疑っている病名を聞くことができた。

その病名が統合失調症の疑いだ。

当初は、薬名は不明だが、朝1錠、夜2錠を毎日飲んでいた。夜の1錠は睡眠薬らしい。

確かに、薬を飲みだした頃から、表情も少し明るくなり、話声も大きくなったので、安心していた所、

二週間ぐらい経過後か、東京で一人暮らしをしたいと言い出した。

親としては心配なので、反対なのだが、医者がよいといえば、一人暮らしも気分転換でいいだろうとの

ことで了解した。そこで妻が同行、医者に相談したところ、「仕方がないだろう」だった。

この診断時から働くなら飲む薬も変えようとの事で朝1錠でよい薬に変わった。

理由は以前の薬は強すぎ、仕事に差し障りだでるからということなのだそうだ。

東京で住むマンションを探すので、一緒に来て欲しいとの要求があり、妻が同行し、

その日の内に拙速に住居を決めてしまった。

それも、私が推奨した練馬のマンションを二人で無視してだ。

引越しまでの一週間程、荷物の整理や新しい家具を購入、その気満々だと安心していたが、

運送会社ではなく自宅の車で引越したいと言い出したので、おかしいなと感じた。

それも、同行者を指名、指名されたのは父親の私だ、これは不可思議だった。

已むを得ないので仕事を休み、18日に引越し。運転は自分がすると言い出し、不安だが、

自宅でも車は違うが乗っているので、これも認めた。

新住居となるマンションというよりアパートをみて、これは駄目だと直感するが、口に出さず。

此処までは、一応順調であったが、20日に帰りたいといいだしたが、これには早すぎると驚くが、

そうだろうなという気持ちもある。あそこには私でも住みにくい。

20日に帰宅、21日は病院へ行く日で、朝から出かけた。

受診後は東京に戻り、アパートをキャンセル。その後に帰宅した。

東京から自宅までの荷物の移送はまた私を指名した。

妻が聞いた話では、一人暮らしはしたいらしいが、東京ではなく地元でしたいらしい。

話がガラリと変わり、我々は地元での就職と一人暮らしを勧めていたのだ。

統合失調症の病人だから、辻褄の合わない事をしたりしたがったりするのだろう。

親の本心は入院させたいのだが、病院は必要ないといい、受け入れてくれない。

定年後の全く予想してなかった事態が発生し、フリーズ状態だ。