HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

拵えの新規製作

拵えの新規製作というか修理というか更新というか、練習に使っている真剣のそれに

ガタが来たので、格安で請けてもらえるお店を此処数日必死で探していた。

以前に、白鞘入りや軍刀拵えの真剣の拵えを製作してもらった会社を忘れてしまったのが、

敗因なのだ。

京都のお店に概算見積をお願いすると、居合拵えで現在の金具等を流用して65000円

額はよいのだが、金具を流用するという事は現在の拵えが無くなるということで、うまくない。

今回のも居合用の真剣ではなく、美術刀の真剣で購入したときにあった拵えを使っているので、

その拵えをばらしてしまうのに抵抗があるのだ。

金具等を残すと自分で積算すると83000円ぐらいになる。

また、鞘が合わないと特注になり、80000円が加算されるという。

最悪で163000円以上になる。

高くはないが、今の給料の一ヶ月分、考え込んでしまった。

ここで再び、以前の会社を探し始めたが、何分、10年近く、音信不通というか取引なし。

控えも何もなし。
 
不思議なもので、諦めて、インターネットで遊んでいると、ヒットしたのだ。

住所の記憶違いとホームページに拵えを製作するとかいう文言がないのだ。

ホームページも嘘か本当かはっきりしないが、460名ぐらいしかアクセスされていない。

隠れた名店なのだろうか?。

ここでは、居合用拵え一式が83000円と価格表にある。10年前と変わっていない感じがする。

今日の深夜、ハバキ、鍔は現在のものを流用した時の価格を問い合わせるメールを出した、

居合刀名作シリーズ#107武蔵拵相当な希望価格も示してだ。

既設の拵の中のに、模造刀ではなく当方の真剣をはめ込んで欲しいという要望なのだ。

返事が楽しみだが、返事は来ないだろうから、電話で交渉するかな、月曜日にでも。

京都の方が、請けてくれればそれでもいいのだが、どうするか。

昇段審査には、しっかりした拵えで望みたいというのが、趣旨なのだ。