HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

日本刀が折れた?

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写真の上側は白鞘入り、下側は拵え付。

上側は保存するため、下側は使う時の姿だが、いずれにしても折れるとは思えないが

上側の状態の刀を使った時は柄が外れることはあると思うし、下側の場合でも目貫がゆるいと

刀身が飛び出す事がある、居合の練習前に師範から良く注意された。

ニュースでは折れたと報道されていたので、どうやって折ろうかと考えた結論は、

下側の刀で、刀身を相手に垂直に挿したまま、時計回りでも弱周りにでも回せば刺さった根本より

折れる事はあると思うが、相手が全く固定されていて動けなければ折れるかな~と思うが

固定もされていない人間が動かないはずがないだろう。

どうしても折れる状態を考えると、刺した刀身の先が何かに挟まり、抜けなくなり、抜くために

そのまま、時計まわりにでも(逆でも)回せれば折れるかとも思うが、まずは曲がるだろう。

私も少し曲がった刀は持っている。

購入した時から曲がっていたがその時は築かなかった、多分、試し切りに使い、

刃筋が悪く曲がったのだろうと想像。

残るは手入れが悪くて、棟区から茎は少し細いし、手入れが行き届いてなくて腐食していた?

または、目釘穴が多数あいていて、そこから折れたのかな~?。

世の中、信じられない事が起こるから、刀身が折れる事もあるのかも知れない。