写真の上側は白鞘入り、下側は拵え付。
上側は保存するため、下側は使う時の姿だが、いずれにしても折れるとは思えないが
上側の状態の刀を使った時は柄が外れることはあると思うし、下側の場合でも目貫がゆるいと
刀身が飛び出す事がある、居合の練習前に師範から良く注意された。
ニュースでは折れたと報道されていたので、どうやって折ろうかと考えた結論は、
下側の刀で、刀身を相手に垂直に挿したまま、時計回りでも弱周りにでも回せば刺さった根本より
折れる事はあると思うが、相手が全く固定されていて動けなければ折れるかな~と思うが
固定もされていない人間が動かないはずがないだろう。
どうしても折れる状態を考えると、刺した刀身の先が何かに挟まり、抜けなくなり、抜くために
そのまま、時計まわりにでも(逆でも)回せれば折れるかとも思うが、まずは曲がるだろう。
私も少し曲がった刀は持っている。
購入した時から曲がっていたがその時は築かなかった、多分、試し切りに使い、
刃筋が悪く曲がったのだろうと想像。
残るは手入れが悪くて、棟区から茎は少し細いし、手入れが行き届いてなくて腐食していた?
または、目釘穴が多数あいていて、そこから折れたのかな~?。
世の中、信じられない事が起こるから、刀身が折れる事もあるのかも知れない。