HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

冷泉の枯渇

冷泉の枯渇

朝の会話のあと、事務室の課長へ日報を持っていくと、施設長が呼び止め、

「あんな臭いがするの?、冷泉が犯人だったのか」と言ってくるので、

「あの臭いではクシャミはでませんよ」とまたまた本音を吐いてしまう。

更に余計な「周辺のホテルでも塩素には困っているそうです」と云ってしまう。

要は、塩素がどんどん入るが、濃度が上がらない現象が出ているのだそうだ。

そういう施設では自動投入ではなく、手動で実施しているので、途中でおかしいと思うと人の

判断で投入を止めてしまうのだろう。以前はここもそうだった。

面倒なので、退散一方なのだが、

「10年で枯渇、、、、、、、分析で、、、、、、、温泉でなくなる、、、、、、、、、」

というようなことを云われる。、、、、、、、、はよく聞こえない所なのだが。

後で、よく考えると、この情報は、重大。

、、、、、、、を想像で補完すると、分析で温泉成分が検出されず、10年で温泉が枯渇してしまった」

と解釈できる。すると、廃業で失職!?。

不安になり、口煩い清掃係に聞くが、そういう話は聞いていないという。

冷泉を運んでくるローリーの運転手に聞くと、ホテルで温泉の検査を受けた所があるという。

そこの検査で引っかかったのかな?と不安そうな顔をする。

冷泉でなくただの水なら彼も失職してしまうのだ。

課長に聞いてみるとの言葉を残し、スタンドに帰るが、その後、連絡なし。

明日またあうが、想像が当たっていると、お互いに失業の憂き目にあう。

一難去ってまた一難だ。