HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

クシャミがパタっと無くなった

クシャミする客がぱたっと出なくなった。

口煩い清掃係もなんともないという、嬉しい限りだが、困った。

困ったという理由は、クシャミの原因が我々ボイラー係の作業にあるかも知れないからだ。

出なくなったのは、はっきりしないのだが、10/9ぐらいかららしい。

確かに、その前とその後では、作業状況が違う。

違う点は、

1)希釈タンクに次亜塩素酸ナトリウム溶液を満タンにしていない

2)希釈タンク内のシリカを除去した

3)6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液に変更した

ぐらいなのだが、3)は現在、もともとの12%溶液を使用しているので、除外してもよいだろう。

すると、要因は1)と2)なのだが、2)の物質がなになのか特定できない。

物質がなになのか特定できないので、クシャミを誘発するか否かが判断できないのだ。

困るのは希釈タンク内のシリカ除去に道具がないので、お玉ですくい取っている状態なのだ。

この作業、塩素をかなり吸い込むので、関係ないならやりたくないので、困っているのだ。

1)が何故、問題なのかというと、希釈タンクの中に鉄製の攪拌羽根があるので、それと塩素が

反応して、異物を生じさせているのは、タンク掃除時に確認したのだが、また、その物質がなにか

は不明なのだ。

手で触った感じでは、どろっとした白い物質、グリースのようなものと、真っ黒な物質だ。

黒い物質は鉄さびではない、根拠はタオルで拭くと臭うからだ。塩素の臭いではない。

希釈タンクの塩素の色も1)2)をやる前はどす黒かったが、今は濃青だが、塩素そのものの色

とは違う。プール用の塩素タンクに入っている塩素の色は、購入直後の塩素の色のままなのにだ。

推定原因は希釈タンクの排出バルブが金属で、これが酸化して、異物を発生させ、それの色が

混ざっているからだと想定しているが、このバルブの交換は出来ないでいる。

根本的にはタンクの構造不良なのだが、それに気付くのが遅れた我々がアホという結論か。

メーカーにクレームしても多分、30倍に薄めた塩素溶液を入れるタンクに原液を入れるのが

悪いと反論されるに決まっているだろう。

原液を入れろと指示したのが、部長、それに反対したのだが、闇雲に従ったのが、休暇中の

Cさん、休暇明けにまた、タンクを原液で満タンにするだろうから、また、なんらかの化学反応を

始め、クシャミが出始めるかもしれないと恐れているのだが、どうしようもない。

今は、病み上がりの先輩と、毎日、攪拌羽根の下まで、少しずつ投入しているのだが、面倒なのだ。

ああ~、どうする、どうしよう。