HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

何で生前退位は無理?

下記のニュースで生前退位は無理と書かれているが何でだろう。

”政府関係者「陛下の生前退位は無理だ」”
http://www.news24.jp/articles/2016/07/14/04335383.html

無理だとの根拠は、

皇室典範を変えることが、天皇の国政への関与を禁じた憲法第4条に抵触する可能性と「生前退位」という制度を設けることと、摂政を置くことを定めた憲法第5条との整合性に問題があるということらしいが、解釈改憲したら良いだけ。

前記は皇室側が言い出したから、後者は摂政との整合性というが、何かトンチンカン。

特に後者は、摂政をを置くのは、天皇となる人が18歳未満の時を想定していると思う。

確かに昭和天皇が病床に付かれた時には、現天皇が摂政に疲れたが、それは退位の制度がなかったからだろう。

確かに、今回も現皇太子が摂政に就かれると何の問題もないのだが・・・・・・・。

昭和天皇と平成天皇の健康状態が違うのは分かるし、育った環境も違うし、皇后の考えも違うのも分かるので、同じ態勢で進めというのもおかしいとは思う。

そうは言っても、明治に造られた旧皇室典範にも退位という規定はないらしい。

皇室の3000年に及ぶ歴史から、そうしたのではないかと推測する。

そういう意味で、退位すると皇室離脱でよいような感じもする。

皇女は結婚すると皇室離脱。

英国の王室でも、結婚したい女性のために皇室を離脱した皇太子がいたはず。

そういう観点から離脱でよいような感じもするし、皇太子や皇女の離脱や退位を新たに定めてもよいんじゃないかと思う。

退位された天皇の生活は年金で、但し、額は1億円/月ぐらいでどうだ。

少なすぎるか。