HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

熊本地震と建屋倒壊の原因

熊本地震、7割が家屋倒壊で死亡 旧耐震建物が半数超”
http://www.asahi.com/articles/ASJ4Z3T6XJ4ZTIPE00Y.html

上記記事を見ると、

倒壊建屋=34棟、内訳は登記有=28棟、登記なし=6棟。

新耐震基準前の棟=18棟、すると新耐震基準後の棟で倒壊したのは12棟(28-18)。

新耐震基準後の棟で倒壊した建物はどういう壊れ方をしたのだろう。

地盤が地割れした上に建っていると、新耐震基準後の棟でも倒れるだろう。

倒れ方は違う感じもする。

ニュース何度で見る倒壊建屋は、倒壊するのが当たり前なようなものばかりに思える。

大変だ、可哀想だという報道も必要だが、科学的に分析した報道も必要だろう。

どんな耐震強化をしても基礎が壊れると建屋は崩壊するし、土砂が流れてくると基礎は壊れなくても建屋は壊れてしまう。阿蘇大橋も土砂で壊れるのだから、壊れるだろう。

昨日、妻が朝日新聞に子の家は倒壊しなかったが、新耐震基準前の併設する親の家は倒壊して親が亡くなったと載っていたという。倒壊したのは新耐震基準前の家だと私に伝えたが、本当なら上記の12棟は間違いか、倒壊已む無しの状況で倒壊したのだろうか、どうなんだろう。

”我家は建て直してよかったね”と言われた。

言われたのはサイエンスゼロで放送した熊本地震の家倒壊メカニズムを再生していたからだろう。

これが本当なら我家の周囲の新耐震基準前の家が次ぎの東京直下地震でばたばた倒壊することになる。本当かな?。

我家の隣は建替え中に6弱の地震に襲われたが、壊れた形跡はないし、補修もしてなかった。

どうなんだろう。

震度6弱と7は違うというのは分かるが、影響があるのかないのかどうなんだろう。

家の建て方の違いもあるのだろう。

元の我家も周囲も木材の骨組みの表にラスボードという板を張った構造。

木材の骨組みの表に防水シートを張った家とは違う。

これ強度が全く違う。点で支えるのと面で支えるのなら、面の方が強いに決まっている。

サイエンスゼロで放送した家はどんな工法だったのだろう。

妻の父親の実家、築60年ぐらいらしいがこの前の地震で無傷。
太い柱と、固い地盤の上に建ってはいる。庭に入る道路は大きく陥没。
今のそのまま、誰も住んでいないのだ。
やっぱり、地盤と工法かな。