HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

累積値を記憶する放射線線量計

[福島第1原発]1日で1年分の放射線量 北西30キロ地点

2011年03月26日01時44分 提供:毎日新聞

http://news.livedoor.com/article/detail/5442129/

上の記事は、線量の瞬間値ではなく累積値を計る線量計の値がもの凄く高かったということだ。

μsV/Hでは低いが、μsVDでは非常に高いという事では、もの凄く高いμsV/Hの時が

あったということなのだが、記録計に記録されていない事がないと思うので、不思議なのだ。

係員が見て無いか、無視されたか、握りつぶされたか?、どうなんだろう。

疑いだせば、モニタリングポストが、原発方向からの風が吹かない所に設置してあると数値は低い

が、そういう事はしてないと信じているのだが、原発を囲むように配置してあるのだろうかと思い出した。

また、μsVDだけでなくμsVMやμsVYも刻々と発表すべきなのだ。

自主退避した人の判断が正しかったということだ。

恐ろしいのは風向き次第、運次第、間次第という事で、30KM離れていようが、100KM離れていようが、運の悪い

人は直撃されるということで、どうしようもない。

云える事は距離があればあるほど、そういう不幸に見舞われる確率が小さくなるということだろう。

情報操作が必要な段階にあるのか、単なるミスなのか、計器の故障なのか、何なのだろう。

録画した”朝まで生テレビ”を途中までみたのだが、線量を気にするなという安全情報の発信ばかりだった。

何で、反原発の人を出さないのだろう。

それと、東京都副知事が、水道水の汚染、綺麗な水で割れば、半分になると言ったが、その通りなのだが

これも瞬時値イメージ、汚染物質が半分になるという事ではなく、運が悪いと汚染物をそのまま飲んでしまうし、

薄める水があるなら、それを飲めばよい。何かむちゃくちゃな理屈に思う。

それとブラジルの自然線量は日本より高いが、そこでも健康に生活しているから大丈夫だというような発言が

あったが、これって、凄い意見。

線量の高い地域に住んでいる人が低い所に移動した時のガンの発症率

逆の場合の発症率

住み続けた人と移動した人の発症率

本当に変わらないのだろうか。

ともかく、現在原発の現場で作業されている人の将来の健康を願うばかりだ。

最後に防災服を着て出演していた野党の議員さんが居たが、心底バカだ。

防災服の襟を立てて非難された大臣がいたが、それ以上にどうしようもない人と違うのだろうか。