HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

まともな高速無料化の社会実験

「高速無料化の社会実験道発表」という表題で4行ほどのブログを書いた。

アホらしくて4行ほどしか書けなかったのだが、もう少し意見を書く事にする。

どのブログであったか忘れてしまったが、正月こそ高速を全面に無料化し、どうなるかを確認するべきで

あると書いた。最大の社会実験の機会を、見過ごしてしまったので、こういう枝葉の事態になってしまった

のだろうと推測する。

結論を述べると、例えば、関越道いや、東北道でも、中央道でもよいのだが、一部の高速を全体的に

無料化し、どうなるかを確認すべきなのだ。

その下調べが正月の前面無料化なのだが、びびってやらなかったのか、無料化なの最初からやる気が

なかったのか、変節したのか分からないが、今回の発表は、その延長上にある。

民主党の方たちは、

交通量の少ない所を無料化すると交通量がどの程度増えるか、

一般道の交通量が多いので高速をバイパスとして開放するとどの程度交通量を減らせるか等という

実験をしてどういうデータを取るつもりなのだ。

数値は不明だが、前者は増え、後者は減る、こういう自明な事を実験してどうするのだ。

数値に意味があるなら100歩譲るが、あるとは思えない。

例えば、関越道を無料化すると、その波及効果はその経路全てに及ぶので、多種多様なデータが

えられる。鉄道や高速バスへの影響、途中の町での観光客の増減、混雑度合い、物流の変化

物価の上下、その他色々あるだろう。

1000億円もかけるのだから、今後に影響あるデータが得られなければもったいないだろう。

高速道路無料化を引っ込めるなら、面白いデータが出ると困るから、やらないというなら分かる。

ならば、そういえといいたい。